ウェブアプリケーション
ウェブアプリケーション は 2 つの機能を提供しています。
- Unity と ウェブブラウザ間のシグナリングの仲介
- ウェブページの配信
ウェブクライアント
Unity Render Streaming の ウェブアプリケーションは WebRTC テクノロジを使用しているため、ウェブブラウザが WebRTC に対応している必要があります。ウェブブラウザの対応状況はウェブブラウザサポートを確認してください。
注記
ウェブブラウザの WebRTC 対応状況はこのページをご覧ください。
ウェブサーバ
メニュー項目にある Edit/Render Streaming/Download web app
をクリックすると、ウェブサーバ のダウンロードが開始します。
ダウンロード後、コマンドライン上で実行します。
コマンドオプション
オプション | 説明 | デフォルト |
---|---|---|
-h --help |
ヘルプを表示します | |
-p —port \<number\> |
ポート番号を指定します | 80 |
-s --secure |
https を使用します | |
-k —keyfile \<path\> |
HTTPS で使用する秘密鍵ファイルを指定します | server.key |
-c —certfile \<path\> |
https で使用する証明書ファイルを指定します | server.cert |
-w --websocket |
シグナリングのプロトコルに WebSocket を使用します | |
-m —-mode \<type\> |
通信のモードに public か private を選択します。 |
public |
-l —logging \<type\> |
HTTP のロギングのレベルを選択します(morgan を使用します) | dev |
コマンドの例
以下のコマンドを実行するとシグナリングプロトコルに HTTP を使用します。ポートは 80
番を利用します。
.\webserver
HTTPS を使用します。ポートは 443
番を使用します。なお https として起動する際は証明書(server.cert
)及び鍵(server.key
)の指定が必要になります(詳細)。
.\webserver -s -p 443
このコマンドを実行すると、シグナリングプロトコルに WebSocket を使用します。
.\webserver -w
private モードで実行します。
.\webserver -m private
注記
private モードを使用すると、シグナリングは同じ ConnectionId
を利用するピア同士でのみ行われます。
HTTPS サーバを実行する際は、 Unity 上の Render Streaming コンポーネントの URL signaling
プロパティに https
を含んだ URL を指定してください。 以下のコマンドを実行するとヘルプが表示されます。
.\webserver -h
ウェブアプリケーションのカスタマイズ
ウェブアプリケーションのカスタマイズを確認してください。