Unity Render Streaming
このパッケージは Unity Render Streaming 上に構築された公開 API と複数のサンプルが含まれています。 このパッケージを利用することで、ピアツーピアによるストリーミングソリューションを素早く開発することができます。
主な機能
このパッケージは主に以下の機能を提供しています。
- ビデオストリーミング
- オーディオストリーミング
- リモートコントロール
ビデオストリーミング
Unity 上でレンダリングされた映像を、複数のブラウザに対してネットワーク経由で配信できます。例えば、HDRP を利用したレンダリング映像を iPad で閲覧できます。加えて、複数のカメラの配信もサポートしています。
オーディオストリーミング
このパッケージは Unity で生成された音声をストリーミングできます。同時に複数のブラウザに対して配信することができます。
リモートコントロール
ブラウザ上でのユーザー入力を Unity に送信できます。複数ブラウザから送信することも可能です。入力デバイスとして、マウス、キーボード、タッチ入力、ゲームパッドをサポートしています。詳細はブラウザ入力処理を確認してください。
動作環境
このバージョンの Unity Render Streaming は、次のバージョンの Unity エディターに対応しています。
- Unity 2019.4
ウェブブラウザサポート
Unity Render Streaming は WebRTC が利用可能なほぼ全てのブラウザで動作します。詳細は Web browser input サンプル を確認してください。
ブラウザ | Windows | macOS | iOS | Android |
---|---|---|---|---|
Google Chrome | ✅ | ✅ | ✅ | |
Safari | ✅ | ✅ | ||
Firefox | ✅ | |||
Microsoft edge (Chromium based) | ✅ |
注記
WebRTC のサポート状況によっては、いくつかのブラウザでは正常に動作しない場合があります。
注記
Safari 及び iOS Safari は、 http では WebRTC の機能を利用できません。 https で利用する必要があります。
サンプル
サンプル を確認してください。
プロジェクトテンプレート
プロジェクトテンプレートは GitHub リポジトリ からダウンロードできます。
Furioos 対応
注記
実験的な機能です。
Unity Render Streaming は Furioos プラットフォームをサポートしています。 Furioos にアプリケーションをアップロードすることで、デプロイメントやスケーラビリティに関する問題に煩わされることなく、Unity Render Streaming を活用したアプリケーションの構築を迅速に行うことができます。
RenderStreaming
コンポーネントの Signaling Server Type
に Furioos Signaling
を選択することで Furioos を利用することができます。こうすることでアプリケーションをマネージドの仮想環境上で実行することができます。
Windows プラットフォームでアプリケーションをスタンドアロンビルドして、zip に圧縮して Furioos ポータル にアップロードしてください。