AR Foundation サンプル
このサンプルは AR Foundation が動作するモバイル端末を利用して、別のPC 上で動作するカメラの位置情報と回転情報を操作します。
注記
このバージョンでは、サンプルは iOS デバイスでのみ動作を確認しています。 Android その他のデバイスはサポートしていません。
注記
送信側と受信側の双方で利用可能なコーデックが見つからない場合、映像をストリーミングできません。プラットフォームとグラフィック API によって利用可能なコーデックが異なることに注意してください。
サンプルシーン
AR Foundation は利用する Unity バージョンによって検証済みパッケージのバージョンが異なります。そのため、このサンプルには2つのシーンを用意しています。
Unity バージョン | シーン名 |
---|---|
Unity2019.4 | ARFoundation2.1 |
Unity2020.2 | ARFoundation4.0 |
追加するパッケージ
このサンプルを利用する際、以下の表で示すパッケージを追加でインストールする必要があります。
Unity バージョン | プラットフォーム | パッケージ |
---|---|---|
Unity2019.4 | iOS | ARFoundation 2.1 |
Unity2020.2 | iOS | ARFoundation 4.0 |
上記に加え、プラットフォームに応じて XR plugin
パッケージをインストールする必要があります。
Unity バージョン | プラットフォーム | パッケージ |
---|---|---|
Unity2019.4 | iOS | ARKit XR Plugin 2.1 |
Unity2019.4 | Android | ARCore XR Plugin 2.1 |
Unity2020.2 | iOS | ARKit XR Plugin 4.0 |
Unity2020.2 | Android | ARCore XR Plugin 4.0 |
注記
このバージョンでは、Android はサポートしていません。
ビルド設定
iOS
iOS の場合、Player Settings
で Requires ARKit support
をオンにしてください。また、 Architecture
は ARM64
を指定する必要があります。
Android
このバージョンでは、Android はサポートしていません。
利用方法
ハードウェアアクセラレーション
Render Streaming
コンポーネントの Hardware Encoder support
をオンにしてハードウェアアクセラレーションを使用することで、パフォーマンスが改善します。
手順
1) public モードでシグナリングサーバを起動してください。起動方法については、 ウェブアプリケーション を参照してください。
2) ARFoundation2.1
もしくは ARFoundation4.0
シーンを開き、インスペクタ上から Signaling URL
にシグナリングサーバの IP アドレスを指定してください。
3) ビルドプラットフォームを指定し(現在は iOS のみサポート)、ビルドを開始します。デバイスを PC に接続し、アプリケーションをデバイスに転送します。
4) Broadcast
シーンを開き、インスペクタ上から Signaling URL
にシグナリングサーバの IP アドレスを指定してください。
5) Unity エディタの実行ボタンをクリックします。
6) デバイス上の Play
ボタンを押して、映像が表示されることを確認します。