スタートガイド

Universal Render Pipeline (ユニバーサルレンダーパイプライン、URP) を使用するには、新しいプロジェクトを開始するか、既存のプロジェクトをアップグレードします。これは以下の方法で行うことができます。

• テンプレートから新しい URP プロジェクトを作成する。新しいプロジェクトを一から始める場合、この方法が最適です。この方法で行う場合、URP は自動的にインストールおよび設定されます。
• 既存の Unity プロジェクトに URP をインストールする。ビルトインレンダーパイプラインを使用してプロジェクトを開始した場合は、URP をインストールし、URP を使用するようにプロジェクトを設定できます。この場合、URP を自分で設定する必要があります。プロジェクトの一部 (Lit シェーダーやポストプロセスエフェクトなど) を手動で変換するか再作成して、URP との互換性を確保する必要があります。

ノート: 現在、URP はカスタムポストプロセスエフェクトをサポートしていません。プロジェクトでカスタムポストプロセスエフェクトを使用している場合、URP でそれらのエフェクトを再作成することはできません。カスタムポストプロセスエフェクトは、URP の今後のリリースでサポートされる予定です。

ノート: URP を使用して作成されたプロジェクトは、HD レンダーパイプライン (HDRP) およびビルトインレンダーパイプラインと互換性がありません。開発を開始する前に、プロジェクトで使用するレンダーパイプラインを決定する必要があります。レンダーパイプラインの選択の詳細については、Unity マニュアルのレンダーパイプラインのセクション を参照してください。