メニューの項目
HD レンダーパイプライン (High Definition Render Pipeline、HDRP) は Unity メニューバーにメニューの項目を追加します。このページでは、各メニューの項目がどこにあるか、そしてその機能をそれぞれ解説します。
Edit
このセクションでは Edit 折り込みメニューの下に、すべてのメニューの項目が含まれています。これらにアクセスするには、 Edit > Render Pipeline > HD Render Pipeline と移動します。
古いバージョンからアップグレード
以下のメニュー項目は HDRP を最新版にアップグレードする際に役立ちます。
項目 | 説明 |
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Upgrade HDRP Materials to Latest Version | プロジェクト内のすべての HDRP マテリアルを最新版にアップグレードします。HDRP の自動マテリアルアップグレードが失敗したときに便利です。 |
Add Decal Layer Default to Loaded Mesh Renderers and Terrains | 現在開いているシーンのすべてのメッシュレンダラーおよび Terrain (地形) に Decal Layer Default アイテムを追加します。デカールレイヤー を使用したい場合に、HDRP プロジェクトを Unity 2020.1 から 2020.2 にアップグレードする際に便利です。 |
Add Decal Layer Default to Selected Mesh Renderers and Terrains | 現在開いているシーンの選択されたすべてのメッシュレンダラーおよび Terrain (地形) に Decal Layer Default アイテムを追加します。デカールレイヤー を使用したい場合に、HDRP プロジェクトを Unity 2020.1 から 2020.2 にアップグレードする際に便利です。 |
Fix Warning 'referenced script in (Game Object 'SceneIDMap') is missing' in loaded scenes | Unity が 2019.3 以前にベイクしたリフレクションプローブでプレイモードに入る場合に生じる問題を解決します。HDRP プロジェクトを Unity 2019.2 から 2019.3 にアップグレードする際に便利です。 |
ビルトインパイプラインからアップグレード
以下のメニューアイテムは、ビルトイン Render Pipeline を使って Unity プロジェクトを HDRP にアップグレードする際に役立ちます。
項目 | 説明 |
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Upgrade Project Materials to High Definition Materials | プロジェクト内の互換性のあるマテリアルすべてを HDRP マテリアルに変換します。 |
Upgrade Selected Materials to High Definition Materials | プロジェクトウィンドウで現在選択されている互換性のあるマテリアルすべてを HDRP マテリアルに変換します。 |
Upgrade Scene Terrains to High Definition Terrains | シーンの 地形 すべてにあるビルトイン標準地形マテリアルを、HDRP デフォルト地形マテリアルに置き換えます。 |
その他のアイテム
項目 | 説明 |
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Render Selected Camera to Log EXR | 現在の カメラ のビューを、ログエンコードされた EXR ファイルにエクスポートします。これは ルックアップテクスチャのオーサリング の際に便利です。 |
Export Sky to Image | 現在のスカイを静的 HDRI としてエクスポートします。 |
Check Scene Content for Ray Tracing | 現在のシーンにあるすべてのゲームオブジェクトを確認し、以下の場合に警告を出します。メッシュフィルターがカラのメッシュを参照する場合。メッシュレンダラーがカラのマテリアルを参照する場合。単一のレンダラー内のサブメッシュが透明および不透明マテリアルの両方を参照する場合。 |