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    Alpha Clipping

    Alpha Clipping (アルファクリッピング) オプションは、マテリアルが Cutout Shader として動作するかを制御します。

    Alpha Clipping を有効化すると、不透明なエリアと透明なエリアの間にハードエッジを持つ透明なエフェクトを作ります。HDRP は Threshold (しきい値) フィールドで指定された値以下のアルファ値のピクセルをレンダリングしないことで、このエフェクトを実現します。例えば、Threshold が 0.1 の場合、HDRP は 0.1 以下のアルファ値をレンダリングしません。

    この機能を有効にすると、HDRP は以下のプロパティーを展開し Alpha Clipping エフェクトのカスタマイズが可能になります。

    プロパティー 説明
    Threshold HDRP が各ピクセルをレンダリングするか決定するために使うアルファ値制限を設定します。ピクセルのアルファ値が制限と等しいまたは制限以上の場合、HDRP はピクセルをレンダリングします。値が制限以下の場合は、HDRP はピクセルをレンダリングしません。デフォルト値は 0.5 です。
    Use Shadow Threshold チェックボックスを有効にし、アルファクリッピングシャドウに別のしきい値を設定します。
    - Shadow Threshold HDRP がピクセルにシャドウをレンダリングするか決定するために使うアルファ値制限を設定します。
    Alpha to Mask チェックボックスを有効にし、alpha-to-coverage をオンにします。MSAA が使われると、alpha-to-coverage はマルチサンプルカバレッジマスクをピクセルシェーダーの結果アルファ値に合わせて修正します。これは通常、アンチエイリアスの植物化およびその他のアルファでテストされるシェーダーに使われます。

    Surface Type を Transparent に設定した場合、HDRP は Transparent Depth Prepass および Transparent Depth Postpass プロパティーを展開します。HDRP ではこれら 2 つのパスに個別のしきい値を設定できます。

    プロパティー 説明
    Prepass Threshold スライダーを使って、HDRP が Transparent Depth Prepass に用いるアルファ値制限を設定します。これは上で説明したメインの Threshold プロパティーと同様に機能します。
    このプロパティーは Transparent Depth Prepass チェックボックスを有効にしたときのみに表示されます。
    Postpass Threshold スライダーを使って、HDRP が Transparent Depth Postpass に用いるアルファ値制限を設定します。これは上で説明したメインの Threshold プロパティーと同様に機能します。
    このプロパティーは Transparent Depth Postpass チェックボックスを有効にしたときのみに表示されます。
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