データの収集と表示
このワークフローでは、Unity Profiler (プロファイラー) と Profile Analyzer にデータを入力する方法を説明します。Profile Analyzer は、プロファイラーからの CPU データのみを分析するという点にご注意ください。
ステップ 1: Unity Profiler を開く
メニューに移動して Window > Analysis > Profiler を選択するか、Ctrl+7 (macOS の場合は Command+7) を押下します。Profile Analyzer のウィンドウが開いている場合は、Open Profiler Window ボタンをクリックできます。
ステップ 2: プロファイラーにデータを入力する
Profile Analyzer を使用するには、プロファイラーからのデータを入力する必要があります。プロファイラーにデータを追加するには、新しいデータを記録するか、.data ファイル形式でプロファイラーのキャプチャファイルをロードします。
a) 新しいデータを記録する
ウィンドウ上部の Attach to Player ドロップダウン (記録ボタンの横) をクリックし、プロファイルするプレイヤーを選択します。デフォルトでは Playmode に設定されています。レコード ボタンをクリックし、データの記録を開始します。Build Settings で Autoconnect Profiler が有効になっている場合は、構築したプレイヤーの開始時にプロファイラーによってデータが自動収集されます。
Profiler の Attach To Player ドロップダウン
プロファイラーでデータを記録する方法の詳細については、Unity ユーザーマニュアルの アプリケーションのプロファイリング に関するドキュメントを参照してください。
b) データをロードする
保存済みの .data ファイルをロードするには、Profiler ウィンドウの右上にある Load ボタンを選択します。
ステップ 3: データを Profile Analyzer ウィンドウに取り込む
Profile Analyzer ウィンドウ (メニュー: Window > Analysis > Profile Analyzer) を開いてから、フレームコントロール ペインで Pull Data ボタンを選択します。その後 Profile Analyzer によって、Profiler ウィンドウにロードされたデータが取り込まれます。
Tip
Profiler ウィンドウと Profile Analyzer ウィンドウは、画面上で大きなスペースが必要です。この 2 つのウィンドウをタブ付きの 1 つのウィンドウにドッキングすることで、2 つのビュー間を手早く行き来できるようになります。
Profiler と Profile Analyzer がドッキングされて並んでいる 1 つのウィンドウ
ステップ 4: Profile Analyzer のデータをロードして保存する
Profile Analyzer のデータを保存するには、いずれかのビューで Save ボタンをクリックします。データを保存する場所を選択すると、.pdata 形式で保存されます。このデータをロードするには、いずれかのビューで Load ボタンをクリックします。
Note
Profile Analyzer にロードできるのは、Profile Analyzer の .pdata 形式のデータのみです。Profiler からの .data ファイル形式のデータの場合は、そのデータを先に Profiler で開いて、Profile Analyzer で Pull Data ボタンをクリックします。