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    Scene Cache

    Scene Cache は、DCC ツールにインストールされた MeshSyncDCCPlugins を使ってエクスポートされた .sc ファイルの全フレームを再生するための機能です。
    この機能は AlembicForUnity と非常によく似ていますが、下記の違いがあります:

    1. Scene Cache は、全フレームを正確にかつ高速に再生するように設計されています。

    2. Scene Cache はマテリアルのエクスポート・インポートをサポートします。

    3. Alembic とは異なり、.sc ファイルは Unity でのみ再生できます。

    使い方

    Game Object > MeshSync > Create Cache Player メニューを選択し、Unity の Project の中、または外にあるエクスポートされた .sc ファイルを選択します。
    これによって、SceneCachePlayer コンポネントを持つゲームオブジェクトが生成され、PlayMode の時に自動的に再生されます。

    Menu

    通常、Scene Cache の再生は Animator と AnimationClip で制御されていますが、タイムライン上でも再生を制御することができます。

    Scene Cache のインポーター

    .sc ファイルが Unity プロジェクト内にある場合、.sc ファイルをクリックすると、そのインポート設定がインスペクターで表示されます。 これらのインポート設定は、インスペクターでのインポートプロパティと同じで、インスペクターでオーバーライドできます。

    Scene Cache Player

    このコンポーネントが .sc ファイルの再生を担当します。

    プロパーティ

    • Cache File Path : .sc ファイルへのパス
      キャッシュファイルを StreamingAssets にコピーすることを推奨しており、"Copy" ボタンで簡単にコピーすることができます。

    Unity プロジェクト外のフォルダーにある .sc ファイルの再生はサポートされていますが、.sc ファイルが保存されているコンピューターでしかそれらを再生できませんので、ご注意ください。

    • Info:.sc ファイルの基本情報。
    • Playback Mode

      Playback Mode 説明
      Snap to Previous Frame 再生時間をもとに再生した最後のフレームを表示する。
      Snap to Nearest Frame (デフォルト) 再生時間に最も近いフレームを表示する。
      Interpolation 前後のフレームの Mesh や Transform を補間してアニメーションを滑らかにする。
      注意:トポロジが一致する場合にのみメッシュが補間される (頂点のインデックスが変わらない)。
      • Time:再生時間。
      • Frame:.sc ファイルの選択されたフレーム。 Playback Mode が Interpolation に設定されている場合は無効。
    • Limited Animation:有効になっている場合、再生中に .sc のフレームの一部をスキップする。

      • Num Frames to Hold:選択されたフレームが保持されるフレームの数。
      • Frame Offset: Limited Animation を適用するときに選択されるフレームを変更するためのオフセット値。

    その他のプロパティの詳細については、共通の MeshSync プロパティを参照してください。

    豆知識

    • キャッシュファイルを更新する場合、Material List プロパーティを利用すればマテリアルを引き継ぐことができます
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