Material Switch ユーザードキュメント
概要
Material Switchは、Timelineを使用して複数のレンダラーで同時にマテリアルのパラメータを切り替え、ブレンドするためのツールです。
対応するUnityのバージョン
Unity 2020.3.45以上。
依存関係
- Selection Groups.
マテリアルパラメーターを持つレンダラーのセットを指定するために使用します。 TimelineでMaterial Switchクリップと一緒に使ってください。
クイックスタート
- Timelineウィンドウで、新規Material Switchトラックを追加します。
- 新規トラックにはオブジェクトフィールドがありますが、ここに修正を加えたいSelection Groupsを指定します。このSelection Groupsに含まれる、すべてのレンダラーとマテリアルは、このトラックに追加するクリップから使用することができます。後のステップで、クリップごとに使用するプロパティを選択してみます。
- 新しいMaterial Switchクリップをトラックに追加します。
インスペクタウィンドウには、クリップを修正するためのさまざまなオプションが表示されます。テクスチャ、カラー、浮動小数点値のプロパティを上書きする値を追加することができます。グローバルプロパティパネルでは、クリップ内のすべてのマテリアルのプロパティにオーバーライド値を共有することができます。Per materialパネルでは素材ごとにプロパティをオーバーライドでき、これらはグローバルプロパティパネルの値よりも優先されます。次のステップでは、カラープロパティをオーバーライドします。
クリップのカラー・プロパティを有効にするために、オプションでインスペクタにパレット・テクスチャを割り当てることができます。テクスチャが読み取れない場合は、警告ボックスが表示され、ワンクリックでテクスチャの設定を修正できるオプションが表示されます。
「Choose Color Properties Overrides(オーバーライドされるカラープロパティを選択する)」ボタンをクリックすると、オーバーライド可能なカラープロパティのドロップダウンが表示されます。カラープロパティを選択します。
フォルドアウトに新しい行が表示され、「Pick Color(色を選ぶ)」ボタンが表示されます。パレットテクスチャを使用している場合、パレット画像が表示され、プロパティに新しい色を選択することができます。パレットテクスチャを使用していない場合は、標準のカラーピッカーコントロールが使用されます。
クリップを再生してみると、カラーの変更が反映されているのが確認できます。