サポートされる Input Device
このページでは、Input System パッケージでサポートされる Input Device のタイプおよび製品のリストと、それぞれの対応プラットフォームを示します。
全般
以下の Device のサポートでは、特定の製品の特別なサポートは必要ありません。
Device | Windows | Mac | Linux | UWP | Android | iOS | tvOS | Xbox (3) | PS4 (3) | Switch (3) | WebGL |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
マウス | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × | ○ | ○ | × | ○ |
キーボード | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × | ○ | ○ | × | ○ |
ペン | ○ | × (1) | × | ○ | ○ | ○ | × | × | × | × | × |
タッチスクリーン | ○ | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ (4) | × | × | × | ○ |
センサー | × | × | × | × | ○ | ○ | × | × | × | × | ○ (5) |
ジョイスティック (2) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × | × | × | × | ○ |
ノート:
- macOS でのタブレットのサポートは Unity 2020.1 で提供される予定です。
- ジョイスティックは汎用 HID としてサポートされます (後述の その他のゲームパッド、ジョイスティック、レーシングホイール を参照してください)。
- コンソールは、別のパッケージを使用してサポートされます。コンソールサポートを有効にするには、これらのパッケージをプロジェクトにインストールする必要があります。
- Siri Remote から間接タッチを受け取ります。
- Android および iOS デバイス上の WebGL でのセンサーのサポートは Unity 2021.2 で使用可能です。
ゲームパッド
Device | Windows | Mac | Linux | UWP | Android | iOS (6) | tvOS (6) | Xbox (7) | PS4/PS5 (7) | Switch (7) | WebGL |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Xbox 360 (4) | ○ | ○ (3) | ○ | ○ | × | × | × | ○ | × | × | △ (2) |
Xbox One | ○ (1) | ○ (3) | ○ (1) | ○ | ○ (1) | ○ (6) | ○ (6) | ○ | × | × | △ (2) |
PS3/PS4 | ○ (5) | ○ (5) | ○ (5) | ○ (5) | ○ (5, 8) | ○ (5, 6) | ○ (5, 6) | × | ○ | × | △ (2) |
PS5 | ○ (10) | ○ (10) | × (10) | ○ (10) | ○ (10) | × (10) | × (10) | × | ○ | × | △ (2) |
Switch | ○ (9) | ○ (9) | ○ | ○ | × | × | × | × | × | ○ | △ (2) |
MFi (SteelSeries など) | × | △ (11) | × | × | × | ○ | ○ | × | × | × | × |
ノート:
- Xbox One コントローラーのトリガーモーターは、UWP と Xbox でのみサポートされます。
- WebGL のサポートは、ブラウザー、Device、オペレーティングシステムによって異なります。
- 現在、Mac で XInput コントローラーを使用するには、macOS 用 Xbox コントローラードライバー のインストールが必要です。このドライバーでは USB 接続のみがサポートされ、ワイヤレスドングルはサポートされません。ただし、最新世代の Xbox One コントローラーでは Bluetooth がネイティブにサポートされています。これらを Bluetooth 経由で接続すると、Mac で HID としてネイティブにサポートされ、追加ドライバーは必要ありません。
- あらゆる XInput 互換 Device を含みます。
- Unity では、Bluetooth 経由でのモーター振動とライトバーの色はサポートされません。また、PS4/PS5 コントローラーのジャイロや加速度センサーは、PlayStation コンソール以外のプラットフォームではサポートされません。Unity では、DualShock 4 USB ワイヤレスアダプターもサポートされません。 UWP では USB 接続のみがサポートされ、モーター振動とライトバーの色は正しく機能しません。
- iOS では Made for iOS (Mfi) 認証コントローラーがサポートされます。Xbox One および PS4 コントローラーは iOS 13 以降でのみサポートされます。
- コンソールは、別のパッケージを使用してサポートされます。コンソールサポートを有効にするには、これらのパッケージをプロジェクトにインストールする必要があります。
- PS4 コントローラーは Android 10 以降 でのみ正式にサポートされます。
- 現在、Windows および Mac では Switch Joy-Con はサポートされません。一部の公認アクセサリは、Windows および Mac でサポートされます。これには、"ホリパッド for Nintendo Switch"、"HORI Pokken Tournament DX Pro Pad"、"ワイヤレスホリパッド for Nintendo Switch"、"HORI リアルアーケード Pro V Hayabusa (Switch モード)"、"PowerA NSW Fusion Wired FightPad"、"PowerA NSW Fusion Pro Controller (USB のみ)"、"PDP Wired Fight Pad Pro: Mario"、"PDP Faceoff Wired Pro Controller for Nintendo Switch"、"PDP Faceoff Deluxe Wired Pro Controller for Nintendo Switch"、"PDP Afterglow Wireless Switch Controller"、"PDP Rockcandy Wired Controller" があります。
- PS5 DualSense は、Windows および macOS では USB HID を介してサポートされます。Bluetooth での接続時には、現在、モーター振動とライトバーの色の設定はサポートされません。
- SteelSeries Nimbus+ は、macOS では HID を介してサポートされます。 UWP では USB 接続のみがサポートされ、モーター振動とライトバーの色は正しく機能しません。 Android では、Android 12 以降で機能すると想定されています。 iOS/tvOS では現在、汎用ゲームパッドとして認識され、ほとんどのコントロールが機能します。
WebGL
Input System では、W3C Gamepad 仕様 で定義されている Standard Gamepad マッピングがサポートされます。マッピングなしでブラウザーで公開されるゲームパッドとジョイスティックもサポートされますが、このサポートは通常、存在する軸とボタンを検出することに限定され、それらの意味に関するコンテキストは含まれません。このため、ゲームパッドとジョイスティックが実用的であるのは、通常、ユーザーが手動で再マップ する場合のみです。Input System では、これらの Device が、汎用の Joysticks
として報告されます。
サポート状況は、ブラウザー、Device、オペレーティングシステムによって変わるだけでなく、ブラウザーのバージョンによっても異なるため、最新の互換性リストを提供することは現実的に不可能です。この情報の公開時点 (2019 年 9 月) では、Safari、Chrome、Edge、Firefox のすべてで Gamepad API がサポートされていますが、一般的なゲームパッド (Xbox および PlayStation コントローラー) の W3C Standard Gamepad へのマッピングに確実に対応し、Input System でコントロールを正しく識別してマップできるのは Chrome だけです。
ノート: 現在、WebGL では振動はサポートされません。
その他のゲームパッド、ジョイスティック、レーシングホイール
Input System では、USB HID 仕様を実装するあらゆる Device がサポートされます。ただし、固有の レイアウト が Input System に実装されていない Device の場合は、システムで提供できるのが、Device の HID 記述子から提供される情報のみであるため、コントロール表現の正確さは制限されます。このような Device は、多くの場合、ユーザーが 手動でコントロールを再マップ できるようにすると最適に機能します。特定の Device をサポートする必要がある場合は、その Device 用に独自にマッピング することもできます。詳細については、HID に関するドキュメントを参照してください。