プロジェクトフォルダーからのローカル Alembic ファイルのインポート

これは、推奨されるデフォルトのインポート方法です。以下のように Unity プロジェクト内のフォルダーに Alembic ソースファイルのコピーを保持できる場合は、この方法を使用してください。

  • 小さなアセットをインポートする場合
  • チーム形式の共同作業を行わない個人作業でアセットをインポートする場合

ファイルのインポート

Unity プロジェクトフォルダーから Alembic ファイルをインポートするには、以下の手順に従います。

  1. コンピューターのファイルシステムから、Alembic (.abc) ファイルを Project ウィンドウの任意のフォルダーにドラッグします。
    これにより、Unity プロジェクト内に元ファイルのコピーが作成されます。

  2. Project ウィンドウで、コピーした Alembic ファイルを選択します。

  3. Inspector で、Alembic Importer ウィンドウ のプロパティを調整して、インポート処理をカスタマイズします。

  4. Project ウィンドウの Alembic ファイルを Hierarchy ウィンドウにドラッグします。

マテリアルの適用

Alembic フォーマットでは、マテリアルデータはサポートされません。

デフォルトでは、インポートされる Alembic アセットの最低限の基本的な表示を保証するために、Unity は、アセットのすべてのサブメッシュにプロジェクトのレンダーパイプラインに対応する デフォルトのマテリアル を自動的に割り当てます。

ただし、ファイルのインポート後に、すべてのサブメッシュについて デフォルトマテリアルの割り当てをオーバーライド できます。この操作は、元の Face Set 名に基づいて、直接 Alembic Importer ウィンドウから手動、または自動で実行できます。

インポートオプションの編集

Alembic アセットをシーンに追加した後で、インポートオプションを調整できます。

そのためには、以下の手順を実行します。

  1. Project ウィンドウで Alembic ファイルを選択します。

  2. Inspector で、Alembic Importer ウィンドウ のプロパティを編集します。

  3. ウィンドウ下部にある Apply を選択します。編集内容を破棄する場合は Revert を選択します。

ノート: これらのボタンが無効になっている場合は、ウィンドウに表示されているインポートオプションが Alembic Importer ですでに使用されています。