再生モードでの保存
一般的に、カメラの設定の調整は、ゲームをプレイ中に行うのが最も便利です。しかし Unity は通常、再生モード終了時に、シーンへの変更を保存しません。Cinemachine には、再生モード中に加えた調整を保存するための特殊な機能が搭載されています。これは、動作の追加や削除などの構造的な変更は保存しません。Cinemachine は、Virtual Camera の (一部のプロパティを除く) ほとんどの設定を、再生モードの終了時に保存します。
再生モードを終了すると、Cinemachine がシーンをスキャンして、Virtual Camera 内で変更のあったプロパティを収集します。Cinemachine は、再生モード終了の 1、2 秒後にこれらの変更を保存します。これらの変更を元に戻すには Edit > Undo コマンドを使用してください。
インスペクター 内で任意のバーチャルカメラの Save During Play にチェックマークを入れると、この機能が有効になります。これはカメラ毎ではなくグローバルなプロパティなので、チェックマークを入れるのは 1 回だけで済みます。
Cinemachine のコンポーネントには、この機能を可能にする [SaveDuringPlay]
という特殊な属性があります。必要に応じて、カスタムスクリプト内のクラスでこれを使用することも可能です。[SaveDuringPlay]
属性を持つクラス内のフィールドを除外するには、そのフィールドに [NoSaveDuringPlay]
属性を加えてください。