カラー コレクション ルックアップ テクスチャ

Color Correction Lut （ Lut は Lookup テクスチャ の略）はエフェクトによりカラーの調整を行うために最適化された方法です。カラーコレクションカーブ など使用して個々のカラーチャンネルを微調整するかわりに、ひとつのテクスチャのみ用いて画像を補正します。ルックアップテクスチャのアドレス解決をするために、元の画像の色をベクトルとして使用してルックアップを行います。

長所は、パフォーマンスの向上されることと、すべての色変換を専門の画像操作ソフト（Photoshop や GIMP など）で定義して正確な結果が得られる、より専門的なワークフローとすることができることです。

他のイメージエフェクトのように、使用する前に Standard Assetsをインストールする必要があります。

プロパティー

ルックアップ テクスチャの要件

2D テクスチャ表現は、特定のレイアウトにて展開されたときにボリュームをもったテクスチャである必要があります（デプスをもった連続した画像断面のイメージ）。

次の画像は、画像のコントラストを効果的に高める展開されたテクスチャを例示しています。これは Standard Packages に含まれています。

テクスチャのインポートに必要な要件には、読み取り/書き込みサポートを有効にすることと、テクスチャ圧縮を無効にすることが含まれています。そうしない場合は、不要な画像の乱れが発生しやすくなります。

ワークフロー例

常に基本となるルックアップ テクスチャを準備できるようにし、これをその後の補正に使用する LUT を生成するためのベースとします。

• ゲームのスクリーンショットを撮ります

• Photoshop などにインポートしたうえ、満足のいく結果になるまで色調整（コントラスト、明るさ、カラーレベル調整など）を適用します

• 中間色の LUT にも同じ手順を実行して、新しい LUT として保存します

• エフェクトに新しい LUT を割り当て Convert & Apply を押す

ハードウェアサポート

このエフェクトにはピクセルシェーダー (3.0) のグラフィックスカードが必要です。

• PC では、NVIDIA カードの 2004 (GeForce 6) 以降、AMD カードの 2005 (Radeon X1300) 以降、Intel カードの 2006 (GMA X3000) 以降
• Consoles では Xbox 360、Xbox One、PS3、PS4

エンドユーザーのグラフィックスカードで実行ができない場合は、すべてのイメージエフェクトは自動的に自分自身を無効にします。