UI Builder では、インラインスタイルまたは USS セレクターを使って要素をスタイルを設定することができます。インラインスタイルは通常、一回限りの使用や実験的な目的で使用され、一方、スタイルシートによるスタイル管理は、より簡単で効率的な傾向があります。インラインスタイルを USS クラスに 抽出することができます。UI Builder でスタイルシートと USS セレクターを管理することもできます。
Inlined Styles セクションで、インラインのスタイルを要素に設定できます。
フィールドラベルの左側に実線が表示されており、太字 で表示される Style (スタイル) フィールドは、すでに設定済みか オーバーライドされている スタイルプロパティを表します。これらの オーバーライドされた スタイルプロパティは、常に StyleSheet または C# デフォルトの同じプロパティをオーバーライドするため、常に追跡しておくことが重要です。スタイルプロパティの オーバーライド を解除または削除するには、スタイルフィールドを右クリックして Unset (解除) を選択します。
ノート: インラインスタイルは、擬似クラス や 読み取り専用要素 のスタイル設定には使えません。
スタイルシートを追加するには、+ ドロップダウンメニューを使用し、以下のオプションのいずれかを選択します。
アクティブな UI ドキュメントからスタイルシートを削除するには、スタイルシートを右クリックし、Remove USS を選択します。
スタイルシートをアクティブにするには、スタイルシートを右クリックし、Set as Active USS を選択します。アクティブな StyleSheet が太字で表示されます。
サブドキュメントを編集すると、親ドキュメントに属するスタイルシートはグレイアウトの状態で表示され、読み取り専用になります。
ノート: CSS ファイルと同じように、テキストエディターで USS ファイルにコメントを追加することができます。ただし、USS ファイルを UI Builder で開くと、UI Builder から USS ファイルを保存すると同時にコメントは削除されます。
StyleSheets ウィンドウで新しい USS セレクターを作成できます。また、Inspector ウィンドウの StyleSheets セクションで新しいクラスセレクターを作成することもできます。新しいセレクターは常に アクティブな StyleSheet に追加されます。
StyleSheets ウィンドウで新しいセレクターを作成するには、以下を行います。
StyleSheets ウィンドウで、Add new selector… フィールドをクリックします。下の画像のように、Viewport の上に USS セレクター構文参照ウィンドウが開きます。
セレクターは正しい構文で入力してください。例えば、クラスセレクターは .
で始まります。
Enter キーを押す。
StyleSheets ウィンドウで、新しく作成したセレクターを選択します。
セレクターの Inspector ウィンドウで、セレクターに好みのスタイルを設定します。
要素の Inspector ウィンドウで新しいクラスセレクターを作成するには、以下を行います。
Hierarchy ウィンドウで、要素を選択します。
Inspector ウィンドウで、Style Class List テキストフィールドにクラスセレクターを入力します。
Add Style Class to List を選択します。Style Class List に黄色いスタイルクラスラベルが表示されます。
黄色いスタイルクラスラベルが薄く表示されている場合。これは、添付の StyleSheet にセレクターが存在しないことを意味します。これをダブルクリックすると、新しいクラスセレクターを作成できます。クラスセレクターが存在する場合は、そのセレクターをダブルクリックして、セレクターの Inspector ウィンドウを開くことができます。
1つ以上の USS セレクターをコピー、貼り付け、複製、名前変更、削除するには、以下を行います。
ヒント: UI Builder の StyleSheets ウィンドウとテキストエディターの間で USS セレクターをコピーアンドペーストできます。
USS クラスを要素に合わせて照合することができます。例えば、以下のような USS スタイルがあるとします。
USS スタイルクラスを要素に照合するには、以下のいずれかを行います。