Profiler のカスタマイズ

Unity Profiler をカスタマイズして、アプリケーションの特定のパフォーマンスデータを取得し、可視化することができます。このパフォーマンスデータは、主要なパフォーマンス特性に関する情報を提供し、最適化やツールの決定を行うために使用することができます。

Profiler Module (プロファイラーモジュール) エディターを使用すると、コードを手書きすることなく、カスタムモジュールを追加することができます。Profiler Module エディターは、Profiler をカスタマイズするための Unity のビルトイン UI です。詳しくは、Profiler Module エディター を参照してください。

さらに Profiler をカスタマイズするために、以下のようなコードを使用できます。

• プロファイラーカウンターをコードに追加して、Profiler に特定のカスタムデータを収集するように指示することができます。
• プロファイラーカウンターを使用して、Profiler ウィンドウで カスタムプロファイラーモジュール を作成することができます。
• モジュール詳細パネルの可視化で、モジュールウィンドウをさらにカスタマイズ することができます。

コードを使用してプロファイラーをカスタマイズするには、Unity Profiling Core パッケージをインストールする必要があります。

プロファイラーマーカーを使ったコードの可視化

プロファイラーマーカーを使用して、リソース負荷の高いコードブロックを Profiler ウィンドウで可視化することができます。

プロファイラーマーカーを使用すると、Unity がデフォルトでプロファイルしないメソッド呼び出しを表示することができます。その後、詳細プロファイリングを使用せずに CPU Profiler モジュールでこれらのメソッド呼び出しを表示することができます。詳細については、ProfilerMarker API ガイド を参照してください。

Profiler ウィンドウのカスタマイズ例

以下の画像は、カスタマイズされた Profiler ウィンドウの例です。

• Tank Effects というカスタムプロファイラーモジュール (A)

• Tank Effects プロファイラーモジュールのデータを可視化するカスタムモジュール詳細パネル (B)

• 以下のカスタムカウンター (C)

• Tank Trail Particles (タンクトレイルパーティクル)

• Shell Explosion Particles (砲弾の爆発パーティクル)

• Tank Explosion Particles (タンク爆発パーティクル)