パーティクルはこのモジュールで設定した力(風、引力など)によって加速させることができます。
このモジュールは、Particle System コンポーネントの一部です。新しい Particle System ゲームオブジェクトを作成するとき、または終了したゲームオブジェクトに Particle System コンポーネントを加えるとき、Unity は Force over Lifetime モジュールを Particle System に加えます。デフォルトでは、このモジュールは無効化されます。新しい Particle System を作成し、このモジュールを有効にするには、以下を行います。
このモジュールは Particle System コンポーネントの一部であるため、ParticleSystem クラスを通してアクセスします。ランタイムにアクセスし値を変更する方法については、Force over Lifetime モジュール API ドキュメント を参照してください。
このセクション内の一部のプロパティでは、異なるモードを使用して値の設定が行えます。使用可能なモードについての詳細は、Varying properties over time を参照してください。
プロパティ | 機能 |
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X, Y, Z | X、Y、Z 軸でそれぞれのパーティクルに適用される力 |
Space | 力がローカル、ワールド空間のどちらで適用されるかを選択します。 |
Randomize | Two Constants または Two Curves モードを使うと、定義された範囲の各フレームで新しい力の方向が選択される原因になります。これによってより乱れた、一貫性のない動きが発生します。 |
流体は移動するとき、しばしば力による影響を受けます。例えば、煙は火から立ちのぼるときに、その周りの熱い空気にあおられて、かすかに加速します。かすかな影響は、カーブを使用して、パーティクルの生存期間にわたる力を制御することにより実行できます。前例を用いると、煙は最初に上向きに加速していきますが、上に行くにつれ空気が次第に冷たくなり、上向きの力は弱まっていきます。火からの分厚い煙は最初加速するかもしれませんが、その後広がるにつれて減速しますし、長い間残っていればもしかすると地上に向けて落下し始めるかもしれません。