Assembly Definition と Assembly Definition Reference のアセットは、JSON ファイルです。アセットファイルは Unity エディター内で Inspector ウィンドウを使って編集できますが、外部ツールを使って JSON コンテンツを修正することもできます。
Assembly Definition は、以下のフィールドを持つ JSON オブジェクトです。
任意。デフォルトは false です。Allow ‘unsafe’ Code を参照してください。
"allowUnsafeCode" : true
任意。デフォルトは true です。Auto Referenced を参照してください。
"autoReferenced": false
任意。制約となる記号です。空も可能。Define Constraints を参照してください。
"defineConstraints": [
"UNITY_2019",
"UNITY_INCLUDE_TESTS"
]
任意。除外するプラットフォーム名の文字列の配列、または空の配列です。excludePlatforms に値が含まれている場合、excludePlatforms の配列は空でなければなりません。プラットフォーム名の文字列は、CompilationPipeline.GetAssemblyDefinitionPlatforms 関数で取得できます (この関数を呼び出す際には、現在のエディターにプラットフォームのサポートがインストールされている必要があります)。プラットフォーム を参照してください。
"includePlatforms": [],
"excludePlatforms": [
"iOS",
"macOSStandalone",
"tvOS"
]
任意。加えるプラットフォーム名の文字列の配列、または空の配列です。includePlatforms に値が含まれている場合、includePlatforms の配列は空でなければなりません。プラットフォーム名の文字列は、CompilationPipeline.GetAssemblyDefinitionPlatforms 関数で取得できます (この関数を呼び出す際には、現在のエディターにプラットフォームのサポートがインストールされている必要があります)。プラットフォーム を参照してください。
"includePlatforms": [
"Android",
"LinuxStandalone64",
"WebGL"
],
"excludePlatforms": []
必須。任意の [規則にかなったアセンブリ名](https://docs.microsoft.com/en-us/dotnet/standard/assembly/names)(https://docs.microsoft.com/ja-jp/dotnet/standard/assembly/names)。
"name" : "MyAssemblyName"
任意。デフォルトは falseです。No Engine References を参照してください。
"noEngineReferences": false
任意。Unity の以前のバージョンでは、このフィールドは、アセンブリをテストアセンブリとして指定するために使用される Unity References : Test Assemblies オプションをシリアルライズしました。Unity 2019.3 では、このオプションは表示されなくなりました。このフィールドはまだサポートされていますが、アセットがより新しいバージョンの Unity エディターで再シリアライズされた場合、このフィールドは同等のアセンブリ参照に置き換えられます。
テストアセンブリの詳細については、テストアセンブリの作成 を参照してください。
"optionalUnityReferences": [
"TestAssemblies"
]
任意。precompiledReferences に値が含まれている場合、true に設定します。デフォルトは false です。
[Override References] を参照してください。
"overrideReferences": true
任意。参照される DLL ライブラリのファイル名 (拡張子を含むが,他のパス要素は含まない)。空も可能。この配列は、overrideReferences を true に設定しない限り、無視されます。
Assembly References を参照してください。
"overrideReferences": true,
"precompiledReferences": [
"Newtonsoft.Json.dll",
"nunit.framework.dll"
]
任意。Assembly Definition アセットで作成された他のアセンブリへの参照。アセンブリ定義アセットファイルの GUID、またはアセンブリの名前 (アセンブリ定義の name フィールドで定義されたもの) のいずれかを使用できます。リスト内のすべての参照に同じ形式を使用する必要があります。空も可能。
AssetDatabase.AssetPathToGUID 関数を使って、アセットの GUID を取得することができます。(GUID は、すべてのアセットに関連するメタデータの一部でもあります)。
エディターでは、Assembly Definition Inspector に Use GUIDs オプションが表示されることに注意してください。このオプションは、関連する JSON ファイルにはシリアライズされません。代わりに、ファイルで見つかった参照形式から選択肢が推測されます。
他のアセンブリを参照する を参照してください。
GUID を使用
"references": [
"GUID:17b36165d09634a48bf5a0e4bb27f4bd",
"GUID:b470eee7144904e59a1064b70fa1b086",
"GUID:2bafac87e7f4b9b418d9448d219b01ab",
"GUID:27619889b8ba8c24980f49ee34dbb44a",
"GUID:0acc523941302664db1f4e527237feb3"
]
アセンブリ名の使用
"references": [
"Unity.CollabProxy.Editor",
"AssemblyB",
"UnityEngine.UI",
"UnityEngine.TestRunner",
"UnityEditor.TestRunner"
]
任意。各バージョン定義のオブジェクトを含みます。このオブジェクトには 3 つのフィールドがあります。
Version Defines を参照してください。
"versionDefines": [
{
"name": "com.unity.ide.vscode",
"expression": "[1.7,2.4.1]",
"define": "MY_SYMBOL"
},
{
"name": "com.unity.test-framework",
"expression": "[2.7.2-preview.8]",
"define": "TESTS"
}
]
他のアセンブリ定義への参照のためのアセンブリ名と includePlatforms の使用
{
"name": "BeeAssembly",
"references": [
"Unity.CollabProxy.Editor",
"AssemblyB",
"UnityEngine.UI",
"UnityEngine.TestRunner",
"UnityEditor.TestRunner"
],
"includePlatforms": [
"Android",
"LinuxStandalone64",
"WebGL"
],
"excludePlatforms": [],
"overrideReferences": true,
"precompiledReferences": [
"Newtonsoft.Json.dll",
"nunit.framework.dll"
],
"autoReferenced": false,
"defineConstraints": [
"UNITY_2019",
"UNITY_INCLUDE_TESTS"
],
"versionDefines": [
{
"name": "com.unity.ide.vscode",
"expression": "[1.7,2.4.1]",
"define": "MY_SYMBOL"
},
{
"name": "com.unity.test-framework",
"expression": "[2.7.2-preview.8]",
"define": "TESTS"
}
],
"noEngineReferences": false
}
他のアセンブリ定義への参照のための GUID と excludePlatforms の使用
{
"name": "BeeAssembly",
"references": [
"GUID:17b36165d09634a48bf5a0e4bb27f4bd",
"GUID:b470eee7144904e59a1064b70fa1b086",
"GUID:2bafac87e7f4b9b418d9448d219b01ab",
"GUID:27619889b8ba8c24980f49ee34dbb44a",
"GUID:0acc523941302664db1f4e527237feb3"
],
"includePlatforms": [],
"excludePlatforms": [
"iOS",
"macOSStandalone",
"tvOS"
],
"allowUnsafeCode": false,
"overrideReferences": true,
"precompiledReferences": [
"Newtonsoft.Json.dll",
"nunit.framework.dll"
],
"autoReferenced": false,
"defineConstraints": [
"UNITY_2019",
"UNITY_INCLUDE_TESTS"
],
"versionDefines": [
{
"name": "com.unity.ide.vscode",
"expression": "[1.7,2.4.1]",
"define": "MY_SYMBOL"
},
{
"name": "com.unity.test-framework",
"expression": "[2.7.2-preview.8]",
"define": "TESTS"
}
],
"noEngineReferences": false
}
Assembly Definition Reference は、以下のフィールドを持つ JSON オブジェクトです。
必須。参照するアセンブリ定義です。Assembly Definition References を参照してください。
アセンブリの名前またはアセットの GUID のいずれかを使用して、アセンブリ定義アセットを参照できます。AssetDatabase.AssetPathToGUID 関数を使用して、アセットの GUID を取得することができます。(GUID は、すべてのアセットに関連付けられたメタデータの一部でもあります。)
アセンブリ名の使用
{
"reference": "AssemblyA"
}
Using Assembly Definition アセット GUID
{
"reference": "GUID:f4de40948f4904ecb94b59dd38aab8a1"
}
Assembly Definition Reference アセットの作成 を参照してください。