Version: 2019.3
言語: 日本語
静的ゲームオブジェクト
プレハブ

作業内容の保存

Unity は、ほとんどの シーンの変更プロジェクト全体の変更 に関する情報を保存します。

  • すべてのシーンの変更とプロジェクト全体の変更を保存するには、File > Save (または Save as) の順に選択します。これは、すべてをまとめて保存する最も簡単な方法です。
  • プロジェクト全体の変更を保存しながら、シーンの変更は保存しない場合は、File > Save Project の順に選択します。

ノート : この動作の例外は、プレハブモードで編集するときに発生します。この場合、File > Save は開いているプレハブの変更のみを保存します。シーンの変更やプロジェクト全体の変更は保存されません。

また、エディターで作業している間、すぐに情報の一部を保存します。詳細については、以下の即時保存を参照してください。

シーンの変更

シーンの変更には、以下を行うときに発生するシーン内のゲームオブジェクトの変更が含まれます。

  • ゲームオブジェクトの追加、移動、削除

  • インスペクター内でゲームオブジェクトのパラメーターを変更

プロジェクト全体の変更

Unity のプロジェクト全体の変更は、特定のシーンではなくプロジェクト全体に適用されます。シーンの変更を保存せずにプロジェクト全体の設定を保存したい場合は、File > Save Project の順に選択します。これは、例えば一時的なシーンを作成して変更をテストする場合に便利です。

プロジェクト全体の変更には以下が含まれます。

  • Project Settings: Unity は、プロジェクトを保存するときに、Library フォルダーの Project Settings へ変更を保存します。以下のファイルに設定を保存します。
    • Input: InputManager.asset
    • Tags And Layers: TagManager.asset
    • Audio: AudioManager.asset
    • Time: TimeManager.asset
    • Player: ProjectSettings.asset
    • Physics: DynamicsManager.asset
    • Physics 2D: Physics2DSettings.asset
    • Quality: QualitySettings.asset
    • Graphics: GraphicsSettings.asset
    • Network: NetworkManager.asset
    • Editor: EditorUserSettings.asset
  • ビルド設定: Unity は、ビルド設定の変更を EditorBuildSettings.asset として Library フォルダーの Build Settings に保存します。
  • 変更されたアセット: プロジェクト全体の設定の保存中に、Unity は未保存の変更されたアセットを保存します。これは一般的に、インスペクターに即時保存のための Apply ボタンがないアセットタイプに適用されます 。
  • ダーティアセット: Unityは ダーティ (何かが触れたか、それを修正したという意味) とマークされているすべてのアセットを保存します。カスタムエディタースクリプトを使用して、以下のいずれかの方法でアセットに “ダーティ” とマークできます。

即時保存

変更が発生すると Unity が即座にディスクに保存する変更がいくつかあります。以下が含まれます。

  • 新しいアセット : Unity は作成時に新しいアセットを保存します。これらのアセットに対し、作成以降の変更は即座に保存しません。
  • アセットインポート設定: ほとんどのアセットタイプのインポート設定では、変更を有効にするために “Apply” ボタンを押す必要があります。Apply をクリックするとすぐに、Unityはこれらの変更を保存します。
  • ベイクしたデータ : プロジェクトにベイクするデータには、いくつかの種類があります。Unity はベイクが終了するたびにこのデータを自動的に保存します。これには以下が含まれます。
    • ベイクしたライティングデータ
    • ベイクしたナビゲーションデータ
    • ベイクしたオクルージョンカリングデータ
  • スクリプトの実行順序の変更 : Apply を選択すると、Unity はすぐにこのデータを各スクリプトの .meta ファイルに保存します。
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