Unity には、ユニバーサル Windows プラットフォームと Xbox One プラットフォーム用の IL2CPP の Windows ランタイムサポートが含まれています。Windows ランタイムサポートを使用して、カスタムの .winmd ファイル同様、内蔵システムの Windows ランタイム API も直接マネージドコードから呼び出します。
自動的に IL2CPP で Windows ランタイムのサポートを有効にするには、Player 設定 (Edit > Project Settings > Player カテゴリ) に移動し、Configuration セクションに移動し、Api Compatibility Level を .NET 4.6 か .NET Standard 2.0 に設定します。
Windows ランタイムサポートが有効である場合、Unity は自動的に Windows ランタイム API (ユニバーサル Windows プラットフォームの Windows.winmd など) を参照します。カスタムの .winmd ファイルを使うには、それらを (付属の DLL すべて含めて) Unity のプロジェクトフォルダーにインポートします。 それから、 Plugin インスペクター を使ってファイルをターゲットプラットフォームのために設定します。
Unity プロジェクトの スクリプト では、ENABLE_WINMD_SUPPORT
#define ディレクティブを使用して、プロジェクトで Windows ランタイムサポートが有効になっていることを確認できます。.winmd Windows API またはカスタム .winmd スクリプトを呼び出す前にこれを使用して、確実にそれらが実行でき、Windows に関連しないスクリプトはそれらを無視するようにします。これは C#スクリプトでのみサポートされていることに注意してください。以下の例を参照してください。
例
C#
void Start() {
#if ENABLE_WINMD_SUPPORT
Debug.Log("Windows Runtime Support enabled");
// カスタムの .winmd API をここで呼び出します
#endif
}
• 2017–05–16 Page amended