Version: 2019.1
public float forceAppPointDistance ;

説明

サスペンションとタイヤの力の作用点は静止しているホイールの台から測定されます。

これはその静止座標でホイールの台から車両のリジットボディのベクトルにローカルに沿った距離として指定されます(ホイールの静止座標は WheelCollider.spring.targetPosition の値によって決まります)。このパラメーターはサスペンションジオメトリが効果的に転がす中心をシミュレートします。標準的なファミリーカーでは forceAppPointDistance の値は作用点をリジットボディの重心の約 0.3 m 下に配置するように調整します。コーナリングのとき、より多くの回転を引き起こすために作用点を下方に移動します。一方、コーナリングのとき、より少ない回転を引き起こすために作用点を上方に移動します。力の作用点は通常、リジットボディの重心にします。

このパラメーターがゼロに等しいと特定の構成でのシミュレーションが不安定になる可能性があり、望ましくないことに注意してください。ユーザー入力が適用されないとき、平らな表面に沿って乱れた動作やドリフトをして静止状態にうまくならない車両を観察した場合、 forceAppPointDistance の値を確認します。エディターで WheelCollider ゲームオブジェクトが選択されたとき、現時点での力の作用点を表示する緑の球のギズモがあります。結果に満足するまで forceAppPointDistance の値を徐々に増やして試してください。