オーディオクリップのプロパティーを変更するには Inspector ウィンドウを使用ます。プロパティーには、クリップの名前、タイミング、再生速度、ブレンドプロパティー、オーディオクリップに使われるオーディオファイル、オーディオクリップを繰り返すかどうかの設定が含まれます。
Timeline エディターウィンドウで表示されるオーディオクリップの名前。波型に使用されるオーディオファイルの名前ではありません。オーディオファイルの名前は、Audio Playable Asset プロパティーに含まれます。
オーディオクリップの長さを調整したり変更したりするには、Clip Timing プロパティーを使用します。時間に関するプロパティーの大部分は、秒 (s) とフレーム (f) の両方で表示されます。Clip Timing プロパティーを変更する秒数を指定する場合は、すべての10 進数の値が受け入れられます。フレームを指定する場合は、整数値のみが受け入れられます。例えば、フレーム (f) フィールドに 12.5 を入力しようとすると、12 フレームに設定されます。
プロパティー | 機能 |
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Start | クリップを開始するフレーム、または、時間 (秒)。Start プロパティーを変更すると、タイムラインアセットのトラック上のクリップの位置が変わります。 Start を変更すると、 Duration に影響する場合もあります。すべてのクリップで Start プロパティーが使用されます。 |
End | クリップを終了するフレーム、または、時間 (秒)。End プロパティーを変更すると、Duration に影響します。すべてのクリップで End プロパティーが使用されます。 |
Duration | クリップの持続する長さ。単位はフレーム、または、時間 (秒)。Duration プロパティーを変更すると、End に影響する場合もあります。すべてのクリップで Duration プロパティーが使用されます。 |
2 つのオーディオクリップをブレンドする場合に、Blend Curves を使用して、先行クリップと後続クリップ間の遷移をカスタマイズできます。クリップをブレンドする方法とブレンドカーブをカスタマイズする方法の詳細については、 クリップのブレンド を参照してください。
クリップのイージーインとイージーアウトを行う場合、Blend Curves によって、オーディオクリップをイージーインするカーブとイージーアウトするカーブをカスタマイズできます。詳しくは、クリップのイージーインとイージーアウト を参照してください。
Audio Playable Asset プロパティーを使ってオーディオクリップに使用するオーディオファイルを選択し、選択したオーディオクリップを繰り返すか (Loop を有効にします) 、1 回だけ再生するか (Loop を無効にします) を設定します。