フレームをデバッグすると、レンダリングの不具合やその他の問題を特定するのに役立ちます。Unity には専用のフレームデバッガーが備えられており、特定のフレームでアプリケーションを一時停止し、フレームを構成するレンダリングイベントのリストを表示できます。フレームデバッガーは、各イベントを 1 つずつすべて確認し、レンダリングプロセスの対象時点におけるシーンのグラフィカルな状態を表示できます。これを使用して、グラフィカルな問題が発生する場所を見つける、または Unity がグラフィカル要素からシーンをどのように構築するかを確認することができます。
| 機能 | ユニバーサルレンダーパイプライン (URP) | HD レンダーパイプライン (HDRP) | カスタムのスクリプタブルレンダーパイプライン (SRP) | ビルトインレンダーパイプライン |
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| フレームデバッガー | はい | はい | はい | はい |
Unity のフレームデバッガーが提供しないフレームに関する情報が必要な場合は、Unity をサポートするサードパーティのフレームデバッグプログラムがあります。Unity エディターは RenderDoc のネイティブの起動とフレームキャプチャをサポートします。また、スタンドアロンのプレイヤーをビルドして、サポートされているフレームデバッガーをアタッチすることもできます。サポートされているフレームデバッグソフトウェアについては、プロファイリングツールを参照してください。