Web アプリケーション
Web アプリケーション は 2 つの機能を提供しています。
- Unity と Web ブラウザー間のシグナリングの仲介
- Web ページの配信
対応ブラウザ
Unity Render Streaming の Web アプリケーションは、 WebRTC テクノロジを使用しているため、ブラウザーが WebRTC に対応している必要があります。各種ブラウザーの対応状況は別ページを確認してください。
動作を確認しているブラウザーは以下になります。
Browser | Windows | Mac | iOS | Android |
---|---|---|---|---|
Google Chrome | ✅ | ✅ | ✅ | |
Safari | ✅ | ✅ | ||
Firefox | ✅ | |||
Microsoft edge (Chromium based) | ✅ |
Note
Safari 及び iOS Safari は、 http では WebRTC の機能を利用できません。 https で利用する必要があります。
Web アプリケーション
Web アプリケーションのサンプルは node.js で開発されており、Unity プロジェクトとは別に管理されています。 Web アプリケーションの利用を開始するには、アプリケーションをダウンロードする必要があります。
ダウンロード
Unity Editor のメニューから、 Edit / Render Streaming / Download web app をクリックしてダウンロードします。
実行
Web アプリケーションのダウンロードが終了したら、コマンドライン上で起動してください。
コマンドオプション
オプション | 説明 | デフォルト |
---|---|---|
-h --help | ヘルプを表示します | |
-p --port <number> | ポート番号を指定します | 80 |
-s --secure | https を使用します |
|
-k --keyfile <path> | https で使用する秘密鍵ファイルを指定します |
server.key |
-c --certfile <path> | https で使用する証明書ファイルを指定します |
server.cert |
-w --websocket | シグナリングプロトコルとしてwebsocketを使用します。 |
コマンドの例
以下のコマンドを実行すると http
として起動します。ポートは 80 を利用します。
.\webserver
以下のコマンドを実行すると https
として起動します。ポートは 443 を利用します。なお https
として起動する際は証明書(server.cert
)及び鍵(server.key
)の指定が必要になります(詳細)。
.\webserver -s -p 443
以下のコマンドを実行するとシグナリングプロトコルとしてWebSocketを使用するモードで起動します。
.\webserver -w
以下のコマンドを実行するとヘルプを表示します。
.\webserver -h