Version: 2018.4
言語: 日本語
Android 用ゲームの開発について
Unity Remote

Android 環境の設定

Android 用アプリケーションを Unity でビルドする場合でも、最初からプログラミングする場合でも、Android デバイスでコードをビルドして実行する前に、Android Software Development Kit (ASD) を設定する必要があります。デフォルトでは、Unity は OpenJDK に基づいた Java Development Kit (JDK) をインストールします。

1. Android SDK をダウンロード

Android SDK は、コマンドラインツールや Android Studio を使ってインストールできます。Android Studio は使いやすい GUI ベースのツールを提供しますが、コンピューターに追加のソフトウェアのインストールが必要になります。コマンドラインツールを使用するとダウンロードが少なくてすみ、追加のソフトウェアをインストールしませんが、使用方法がより難しくなります。

1a. コマンドラインツールを使用した Android SDK のインストール

Android SDK を解凍、またはインストールします。インストール後に Android SDK Manager を開き、最低 1 つの Android SDK Platform、Platform Tools、Build Tools、USB ドライバー (Windows を使用する場合) を加えます。

Android SDK Platform と付属のツールをインストールする手順は以下の通りです。

  1. Android Software command line tool をダウンロードします。

  2. tools フォルダーをハードドライブのある場所に解凍します。

  3. コマンドプロンプトを起動します。

  4. tools フォルダーを解凍した場所の bin フォルダーに移動します。

    install folder > tools > bin

  5. sdkmanager コマンドラインツールを使って、インストール可能なパッケージのリストを取得します。インストール可能なパッケージには Platform SDK、Build Tool、Platform Tool、その他のツールが含まれます。

    sdkmanager --list

  6. インストールする Platform SDK のバージョンを選択します。Platform SDK はリストの中で platforms;android-xx の形式を取ります。xx は SDK のレベルを示します。数字が大きいほど、新しいパッケージです。通常は、使用可能な最新バージョンをインストールします。 ただし、Google がリリースした新しいバージョンの SDK を使用すると Unity プロジェクトのビルド時にエラーが発生する場合があります。その場合は、その SDK をアンインストールして以前のバージョンをインストールしてください。パッケージインストールのコマンドの一般的な形式は sdkmanager <package name> です。対応する Platform Tool と Build Tool を同時にインストールできます。

sdkmanager “platform-tools” “platforms;android–27” “build-tools;27.0.3”

  1. Windows で実行している場合は、USB デバイスドライバをインストールします。

sdkmanager “extras;google;usb_driver”

このようにすると、tools フォルダーを解凍したのと同じディレクトリにある platforms ディレクトリに SDK がインストールされます。

c:<install folder>\platforms

1b. Android Studio を使用した SDK のインストール

Android developer portal から Android Studio をインストールします。Android developer portal にインストールの詳細な説明があります。

ノート Android Studio には使用が簡単だという利点がありますが、 Unity のインストールと完全な互換性が確認されているわけではありません。エラーが発生した場合は、コマンドラインの使用を推奨します。

Android Platform SDK と他のツールをインストールする場合、通常最新のバージョンをインストールします。ただし、Google がリリースした新しいバージョンの SDK を使用すると Unity プロジェクトのビルド時にエラーが発生する場合があります。その場合は、その SDK をアンインストールして以前のバージョンをインストールしてください。

対応する Platform Tool と Build Tool を同時にインストールできます。Windows の場合は、USB デバイスドライバーをインストールします。

2. デバイスの USB デバッグを有効にする

USB デバッグを使用できるようにするには、最初に開発者向けオプションを有効にする必要があります。そのためには、デバイスの 設定__ で「ビルド番号」を探します。ビルド番号がどこにあるかは、デバイスによって異なります。Android 設定は通常、設定__ > 端末情報 > ビルド番号 の順に選ぶと表示されます。デバイスと Android バージョンに関する特有の情報は、ハードウェア製造会社の情報を参照してください。

上記の説明にしたがってビルド番号を捜したら、ビルド番号を 7 回タップします。タップするたびに小さなポップアップ画面に「デベロッパーになるまであと X ステップです。」と表示され、X が残りのタップの回数のカウントダウンになります。7 回目のタップで開発者向けオプションがアンロックされます。

ノート バージョン 4.2 (Jelly Bean) より古い OS では、開発者向けオプションはデフォルトで有効になっています。

Settings > Developer options に移動し、USB debugging を有効にします。USB でコンピューターに接続すると、Android はデバッグモードになります。

デバイスを USB ケーブルでコンピューターに接続します。Windows コンピューターで開発する場合は、使用するデバイス用の USB ドライバーをインストールする必要があります。詳細は、デバイスの製造会社のウェブサイトを参照してください。

設定手順は Windows と macOS では異なり、詳細は Android developer ウェブサイトに説明されています。Android デバイスを SDK に接続する詳しい情報は、Android デベロッパードキュメントの アプリを実行する のセクションを参照してください。

3. Unity に Android SDK パスを設定

最初に Android 向けにプロジェクトを作成するとき (または、後に Unity が SDK を見つけることができない場合)、Android SDK をインストールしたフォルダーを指定するように求められます。

sdkmanager を使ってSDK をインストールした場合は、<android tool インストール場所>\platforms\<android sdk folder> にフォルダーがあります。

c:<android tool インストール場所>\platforms\android–27

Android Studio のインストール時に SDK をインストール済みの場合は、Android Studio SDK Manager 内に見つけることができます。 SDK Manager を Android Studio から開くには、Tools > Android > SDK Manager か、ツールバーで SDK Manager を選択します。

Android SDK の保存場所を変更するには、Unity メニューバーの Unity > Preferences > External Tools に移動します。

4. Android NDK のダウンロードと設定

IL2CPP スクリプティングバックエンドを使用する場合は、Android Native Development Kit (NDK) が必要です。それには、ライブラリをビルドし、最終的に出力パッケージ (APK) を作成するのに必要なツールチェーン (コンパイラーやリンカーなど) が含まれています。IL2CPP バックエンドを使用しない場合は、この手順は不要です。

Android NDK r16b (64-bit) を NDK ダウンロード ウェブページからダウンロードします。解凍して android-ndk-r16b フォルダーをコンピューターの任意の場所に保存し、保存先を書き留めておきます。

初めて IL2CPP を使って Android のプロジェクトをビルドするときは、そのフォルダーを Android NDK をインストールしたフォルダーに置くよう指示されます。NDK のインストールを行ったルートフォルダーを選択してください。Android NDK の場所を変更するには、Unity エディターで Unity > Preferences に移動し Unity Preferences ダイアログボックスを表示します。ここで External Tools をクリックします。

代替 Java Development Kit の使用

正しいバージョンとコンフィグレーションを取得するためには、Android Build Tools とともにインストールされた JDK を使用することをお勧めします。

手動で JDK をインストールしていて、インストールを複製したくない場合は、Unity Preferences ウィンドウで場所を指定できます。これを行うには、Preferences > External tools に移動し、ディレクトリパスを JDK フィールドに入力します。

Preferences ウィンドウの External Tools
Preferences ウィンドウの External Tools

注意 Android ツールは JDK 9 以降をサポートしていません。ですから、代替 JDK はバージョン 8 でなければなりません。Unity は Android Build Tools に組み込まれている JDK 以外のバージョンを公式にサポートしていません。

Unity が Android アプリケーションをビルドするために使用する JDK を変更するには、以下の手順を行います。

  1. プロジェクトを開きます。

  2. Preferences ウィンドウを開きます。
    • Windows 版エディターでは Edit > Preferences に移動します。
    • macOS 版エディターでは Unity > Preferences に移動します。
  3. 左側のナビゲーションペインで External Tools を選択します。

  4. JDK Installed with Unity (recommended) のチェックを外します。

  5. JDK フィールドに JDK へのパスを入力するか、Browse ボタンを使用して場所を探します。


2018–11–21 編集レビュー を行って修正されたページ

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