Version: 2018.4
言語: 日本語
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起動時エディタースクリプト実行

Unity 起動の直後に、ユーザーのアクションなしでプロジェクトのエディタースクリプトコードを実行することが役立つことがしばしばあります。これは InitializeOnLoad 属性を static constructor (スタティックコンストラクター)のあるクラスに適用することで実現できます。スタティックコンストラクターはクラスと同じ名前の関数で静的に宣言された関数であり、戻り値や引数がありません(詳細は ここ を参照してください)。

using UnityEngine;
using UnityEditor;

[InitializeOnLoad]
public class Startup {
    static Startup()
    {
        Debug.Log("Up and running");
    }
}

スタティックコンストラクターは、どのようなスタティック関数やクラスのインスタンスが使用されるよりも先に呼び出されることが保証されていますが、InitializeOnLoad 属性によりエディター起動時に呼び出されることを保証します。

このテクニックが使用される例は、エディターで通常のコールバックをセットアップするとき(いわば“フレームアップデート”)です。EditorApplication クラスには update というデリゲートがあり、これはエディターが実行されている間、1 秒間に何度もコールされます。プロジェクト起動時にこのデリゲートを有効化するには、次のようなコードを使用します。

using UnityEditor;
using UnityEngine;

[InitializeOnLoad]
class MyClass
{
    static MyClass ()
    {
        EditorApplication.update += Update;
    }

    static void Update ()
    {
        Debug.Log("Updating");
    }
}

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