Version: 2018.2
Sphere Collider
Cloth

Spring Joint

Spring Joint は、2 つの Rigidbody をグループ化し、バネで連結されているかのように動かすことができます。

プロパティー

プロパティー 機能
Connected Body スプリングジョイントで接続されるリジッドボディオブジェクト。オブジェクトが設定されていない場合、バネは空間の固定位置に接続されます。
Anchor ジョイントが追加されているオブジェクトのローカル空間の位置。
Auto Configure Connected Anchor 接続する Anchor 位置を自動的に計算するかどうかを設定します。
Connected Anchor ジョイントが追加されている接続されたオブジェクトのローカルスペースの位置。
Spring バネの強さ。
Damper 有効な場合に spring を減らす量。
Min Distance バネにさまざまな力が適用されない範囲となる距離の下限。
Max Distance スプリングにさまざまな力が適用されない範囲となる距離の上限。
Tolerance 許容誤差の変更。許容できるバネの残りの長さを決めることができます。
Break Force 接続を解除するために必要な力
Break Torque 接続を解除するために必要なトルク
Enable Collision 接続されたオブジェクトが互いに衝突するかどうかを設定します。
Enable Preprocessing 無効にすると、実現不可能な設定 (制約を満たせない状況) を安定させる働きをします。

説明

スプリングは、二つのアンカーポイントを同時に同じ位置へ引っ張ろうとする、弾性素材のように動作します。引っ張る強さは、Spring プロパティーで設定する距離単位ごとの力で、現在のポイント間の距離に比例します。スプリングが無限に揺れ続けるのを防止するために、二つのオブジェクト間での相対的な速度比でスプリングの力を減少させる Damper 値を設定できます。値を高くすると、振動の停止がより早くなります。

アンカーポイントを手動で設定することもできますが、Auto Configure Connected Anchor を有効にすると、Unity は、アンカー間の最初の距離(シーンビューでオブジェクトの位置を決めたときの距離)を維持するように接続します。

Min DistanceMax Distance の値で、スプリングが力を受けなくなるまでの距離範囲を設定できます。これを使うと、オブジェクトに少しだけ独立した動きを可能にしますが、同時に引っ張られた場合には、オブジェクト間の距離がとても大きくなります。

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