Version: 2017.2
プロシージャルマテリアル
カスタムレンダーテクスチャ

レンダーテクスチャ

Render Texture (レンダーテクスチャ) は、ランタイムに作成、更新される特殊な テクスチャ です。使用するには、まず新しいレンダーテクスチャを作成し、カメラ の 1 つを指定して、そこにレンダリングします。次に、通常のテクスチャのように、マテリアル のレンダーテクスチャを使用できます。Unity Standard Assets の ウォーター プレハブは、リアルタイムの反射と屈折を作成するために、レンダーテクスチャを現実世界で使用する例の 1 つです。

プロパティー

Render Texture Inspector は、他のインスペクターとは異なりますが、Texture Inspector に非常に似ています。

レンダーテクスチャインスペクターは、テクスチャインスペクターとほぼ同じです
レンダーテクスチャインスペクターは、テクスチャインスペクターとほぼ同じです

Render Texture インスペクターは、リアルタイムで現在のレンダーテクスチャのコンテンツを表示します。これは、レンダーテクスチャを使用するエフェクトの非常に貴重なデバッグツールと言えます。

プロパティー 機能
Size レンダーテクスチャのサイズ (単位: ピクセル)。2 のべき乗の値のサイズが選択できることに注目してください。
Anti-Aliasing 適用するアンチエイリアスの量。なし、2、4、8 サンプル
Depth Buffer デプスバッファーのタイプ。なし、16 ビット、 24 ビット
Wrap Mode テクスチャのタイリング方法を選択します。
        Repeat テクスチャ自体が繰り返します (タイリング)。
        Clamp テクスチャの縁部分が伸長します。
Filter Mode 3D 変形で伸長される際に、テクスチャをどのようにフィルタリングするかを選択します。
        No Filtering 拡大したテクスチャをブロック状にします。
        Bilinear 拡大したテクスチャをぼかします。
        Trilinear Bilinear に似ていますが、テクスチャを異なるミップレベル間でもぼかします。
Aniso Level 急角度から見たときのテスクチャの品質を向上します。床や地面のテクスチャに適しています。

以下の手順で、ゲーム内で、ライブアリーナカメラを非常に素早く作成できます。

  1. Assets >Create >Render Texture を使って、新しい Render Texture アセットを作成します。
  2. GameObject > Camera を使って、新しいカメラを作成します。
  3. 新しいカメラの Target Texture にレンダーテクスチャを割り当てます。
  4. 幅と高さがある、厚みのない箱を作成します。
  5. レンダーテクスチャをそこにドラッグして、レンダーテクスチャを使用するマテリアルを作成します。
  6. 再生モードに移り、箱のテクスチャが、新しいカメラの出力に基づいて、リアルタイムで更新されるのに注目してください。
レンダーテクスチャは上記のように設定されます
レンダーテクスチャは上記のように設定されます

  • 2017–09–19 限られた 編集レビュー で修正されたページ

  • GameObject メニューは Unity 4.6 で変更

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