フェイストラッキング
このパッケージは、ARKit に特化した AR Foundation パッケージで定義された フェイストラッキングサブシステム を実装しています。
ARKit には、顔のさまざまな特徴を表現するために、一連の ブレンドシェイプ が用意されています。各ブレンドシェイプは 0 から 1 の範囲で変化します。例えば、口の開き方を定義するブレンドシェイプなどがあります。
前面カメラ
フェイストラッキングでは、前面カメラ、つまり "自撮り" カメラを使用する必要があります。前面カメラがアクティブな場合、平面トラッキングや画像トラッキングなどの他のトラッキングサブシステムは使用できない場合があります。背面カメラがアクティブな場合、フェイストラッキングは使用できない場合があります。
iOS デバイスごとに、サポートされる機能の組み合わせが異なります。背面カメラを必要とするサブシステムを Start
すると、Apple ARKit パッケージで前面カメラではなく背面カメラが使用される場合があります。詳細については、カメラとトラッキングモードの選択 を参照してください。
技術に関する詳細
要件
フェイストラッキングを使用するには、以下が必要です。
- フェイストラッキングを実行できる iOS デバイス。このようなデバイスには、前面 TrueDepth カメラまたは A12 Bionic チップ (またはそれ以降) のいずれかが必要です。以下のデバイスが含まれます。
- iPhone X
- iPhone XS
- iPhone XS Max
- iPhone XR
- iPhone 11
- iPhone 12
- iPad Pro (11 インチ)
- iPad Pro (12.9 インチ、第 3 世代)
- iPhone SE
- iOS 11.0 以降
- Xcode 11.0 以降
内容
Apple ARKit XR Plug-in には、XRFaceSubsystem の実装を提供する静的ライブラリが含まれています。
* Apple および ARKit は、アメリカ合衆国およびその他の国や地域で登録されている Apple Inc. の商標です。