AR Face Manager コンポーネント
Face Manager は、トラッカブルマネージャー の一種です。

AR Face Manager コンポーネント
Face Manager は、環境内で検出された顔ごとにゲームオブジェクトを作成します。このシステムは人物の顔のみを検出します。
実装方法によっては、フェイストラッキングを行うために別のカメラが必要になります (正面と背面など)。また、平面トラッキングや画像トラッキングなどの他の機能を利用できない場合もあります。他のトラッカブルマネージャーは無効にすることをお勧めします。
顔認識への対応
顔は追加、更新、削除できます。1 フレームに 1 回、アプリケーションによって顔が検出されると、AR Face Manager は facesChanged イベントを呼び出します。このイベントには、前回のフレーム以降に追加、更新、削除された顔の List が 3 つ含まれます。
顔が検出されると、AR Face Manager によって、顔を表現する Face Prefab がインスタンス化されます。Face Prefab は null のままでも構いませんが、Face Manager は、インスタンス化された GameObject に ARFace コンポーネントを含めます。ARFace コンポーネントには、検出された顔のデータのみが含まれます。
顔の可視化
顔認識のプロバイダーは、顔を表すメッシュを提供している場合があります。ARFace コンポーネントは、vertices、normals、indices、uvs (テクスチャ座標) を公開します。これらの一部または全部を利用できます。
ARFaceMeshVisualizer コンポーネントは ARFace からのデータを基に、UnityEngine.Mesh を生成し、同じ GameObject の MeshFilter を更新します。
プロバイダーごとの機能については、顔のサブシステムの SubsystemDescriptor (ARFaceManager.descriptor) を参照してください。