Toon EV Adjustment (トゥーン露出調整)

Toon EV Adjustment(トゥーン露出調整) は、HDRPでのみ使える機能です。Exposure Volume Profile(露出ボリュームプロファイル)などのポストエフェクトと組み合わせることで、13万ルクスという強烈な明るさの環境でも破綻することなく、光学的に正しいイメージをレンダリングするように設計されています。HDRPにも自動補正機能が組み込まれていますが、 Unity Toon Shader は全く異なるロジックでトゥーンをレンダリングしているので、それだけではアーティストが望む絵にすることは十分ではありません。 Toon EV Adjustment は、2通りの方法でアーティストによる補正をサポートしています。
Scene Toon EV Adjustment

Scene Toon EV Adjustment を使うことで、 シーン全体に対し、 Unity Toon Shader にEV カーブを適用することで、露出レベルを制御することが可能です。
Scene Toon EV Adjustment を有効にする方法
- Unity Editor メニューから
GameObject/Toon Shader/Scene Toon EV Adjustmentを選択し、 Scene Toon EV Adjustment コンポーネントを作成します。 - 露出を制御したい、UTSマテリアルを持つモデルをシーン(Inspector)に入れてやります。
Scene Toon EV Adjustment Component は、ひとつのシーンにひとつだけ配置することが可能です。
Model Toon EV Adjustment
特定のモデルを選択した状態で、 GameObject/Toon Shader/Attach Model Toon EV Adjustment を選択することで、Toon EV Adjustment を特定のモデルにのみ作用させることができます。

プロパティについて

| プロパティ | 説明 |
|---|---|
| Ignore Volume Exposure | HDRP に組み込まれている自動補正を無視します。このチェックボックスがOnの場合、1より明るいライトは白飛びが多くなり、Bloomがかなり誇張される結果になります。しかし、この方法は、ライトカリングなどを使うことで、1ルクス以下の別々のライトでキャラクタを照らしたい場合に適しています。 |
| Light High Cut Filter | Toon Shaderマテリアルを持つオブジェクトに当たる光を最大1ルクスまでクリップします。 |
| Toon EV adjustment curve | エディット可能なカーブを使って補正をおこないます。しかし0ルクスから13万ルクスまでの範囲を制御するカーブを個々のアーティストが描くことは現実的ではありません。 Toon EV Adjustment は、本画面においては、ブライトネスの単位を表すためにEVを使っています。デフォルトのカーブは、-10 EVから-1.32 EVまでの範囲となっています。 |