クリップの挿入
Timeline (タイムライン) ウィンドウでは、トラックの種類、クリックする位置、クリップやトラックが既に選択されているかによって以下のさまざまな方法でクリップをトラックに挿入できます。Timeline ウィンドウでは、クリップの挿入とは、交差するクリップをブレンドしたり置き換えたりせずに、クリップのためにスペースを加えたり作ることを指します。
クリップを正確に挿入するには、クリップ編集モードでリップルモードを選択し、Timeline の再生ヘッドの位置を調整して挿入位置を設定します。クリップを挿入したいトラックのトラックメニューから Add From Animation Clip を選択します。
トラックメニューのリップルモード (赤丸) で正確にクリップを挿入、Timeline 再生ヘッド (緑の枠)、トラックメニューの "Add From Animation Clip"
上の例では、Timeline 再生ヘッドが挿入位置になっています。他にも、以下の方法で挿入位置を指定することができます。
ギャップ上で右クリックして、コンテキストメニューでクリップを追加します。挿入位置は、右クリックした場所です。
ソースアセット (アニメーションまたはオーディオ) をクリップビューのトラックにドラッグします。挿入位置は、ドラッグを停止した位置です。
挿入位置は、クリップを挿入する場所と、それが同じトラック上の他のクリップとギャップにどのように影響するかを決定します。
挿入位置がクリップと交差する場合、挿入されたクリップは挿入位置に追加されます。交差するクリップとすべての後続のクリップやギャップは、挿入されたクリップのあとに移動します。
挿入位置がギャップ上にあり、挿入位置と次のクリップの間に十分なスペースがある場合、挿入されたクリップはギャップに追加されます。トラック上の他のクリップは影響を受けません。
挿入位置がギャップ上にあり、挿入されたクリップが次のクリップと重なっている場合、挿入されたクリップは挿入位置に追加されます。次のクリップとそれに続くすべてのクリップとギャップは、挿入されたクリップに合わせて移動します。
例えば、Timeline 再生ヘッド位置に 36 フレームの Run クリップを挿入すると、それに対応して Clip 1B がリップル (移動) します。画像はその結果です。