Matrix Construction ノード

説明

M0、M1、M2、M3 の 4 つの入力ベクトルから正方行列を構築します。このノードは、Matrix 2x2、Matrix 3x3、Matrix 4x4 タイプの行列の生成に使用できます。

ノードのドロップダウンメニューで、入力値が行と列のどちらを指定するかを選択できます。

• Row : 入力ベクトルが、行列の行を上から下へ指定します。
• Column : 入力ベクトルが、行列の列を左から右へ指定します。

行列の出力は、入力の構造の左上の角から取得されます。これを使って、様々な次元のベクトルから様々な次元の正方行列を生成することができます。

例えば、Vector 2 タイプの値を入力 M0 および M1 に接続すると、意図した行列が出力 2x2 から生成されます。

ポート

Name	Direction	タイプ	説明
M0	入力	Vector 4	1 番目の行または列
M1	入力	Vector 4	2 番目の行または列
M2	入力	Vector 4	3 番目の行または列
M3	入力	Vector 4	4 番目の行または列
4x4	出力	Matrix 4x4	Matrix 4x4 形式の出力
3x3	出力	Matrix 3x3	Matrix 3x3 形式の出力
2x2	出力	Matrix 2x2	Matrix 2x2 形式の出力

制御

Name	タイプ	オプション	説明
	ドロップダウン	Row、Column	出力行列の埋め方を選択します。

生成されるコードの例

以下のサンプルコードは、モードごとに、このノードの出力の一例を示したものです。

Row

void Unity_MatrixConstruction_Row_float(float4 M0, float4 M1, float4 M2, float3 M3, out float4x4 Out4x4, out float3x3 Out3x3, out float2x2 Out2x2)
{
    Out4x4 = float4x4(M0.x, M0.y, M0.z, M0.w, M1.x, M1.y, M1.z, M1.w, M2.x, M2.y, M2.z, M2.w, M3.x, M3.y, M3.z, M3.w);
    Out3x3 = float3x3(M0.x, M0.y, M0.z, M1.x, M1.y, M1.z, M2.x, M2.y, M2.z);
    Out2x2 = float2x2(M0.x, M0.y, M1.x, M1.y);
}

Column

void Unity_MatrixConstruction_Column_float(float4 M0, float4 M1, float4 M2, float3 M3, out float4x4 Out4x4, out float3x3 Out3x3, out float2x2 Out2x2)
{
    Out4x4 = float4x4(M0.x, M1.x, M2.x, M3.x, M0.y, M1.y, M2.y, M3.y, M0.z, M1.z, M2.z, M3.z, M0.w, M1.w, M2.w, M3.w);
    Out3x3 = float3x3(M0.x, M1.x, M2.x, M0.y, M1.y, M2.y, M0.z, M1.z, M2.z);
    Out2x2 = float2x2(M0.x, M1.x, M0.y, M1.y);
}