Shader Graph アセットの作成

SRP の設定が完了したら、新規に Shader Graph アセットを作成できます。Project ウィンドウを右クリックし、コンテキストメニューから Create > Shader と進んで、希望の種類の Shader Graph を選択してください。

使用可能な Shader Graph の種類は、プロジェクト内のレンダーパイプラインによって変わります。レンダーパイプラインの種類によって、一部のオプションが表示されない場合があります。

以下のオプションは常に使用可能です。

Blank Shader Graph	完全に空の Shader Graph です。ターゲットが選択されておらず、Master Stack (マスタースタック) にブロックが追加されていません。
Sub Graph	空の Sub Graph アセットです。

インストール済みの各レンダーパイプライン用にサブメニューが表示される場合があります。これには標準のシェーディングモデル (Lit、Unlit など) のためのテンプレートスタックが含まれています。

提供されるオプションの完全なリストは、ドキュメントの ユニバーサルレンダーパイプライン および HD レンダーパイプライン を参照してください。

この例では、ユニバーサルレンダーパイプラインがインストールされているので、Unversal Lit Shader Graph が作成されています。

新しく作成した Shader Graph アセットをダブルクリックすると、Shader Graph ウィンドウが開きます。

Shader Graph ウィンドウ

Shader Graph ウィンドウは、マスタースタック、Preview ウィンドウ、ブラックボード、Graph Inspector によって構成されています。

マスタースタック

シェーダーの出力を決定する最終的な接続です。詳細は マスタースタック を参照してください。

Preview ウィンドウ

現在のシェーダー出力のプレビューが表示される領域です。ここでは、オブジェクトの回転やズームイン、ズームアウトが行えます。また、シェーダーのプレビュー用の基本的なメッシュを変更することもできます。詳細は Main Preview を参照してください。

ブラックボード

シェーダーの全てのプロパティーが 1 つのビューにまとめて表示される領域です。ブラックボードでは、プロパティーの追加、削除、名前の変更、並べ替えを行えます。詳細は ブラックボード を参照してください。

プロジェクトの設定が完了して Shader Graph ウィンドウに慣れたら、初めての Shader Graph でさらに詳細な情報を参照してください。

Graph Inspector

ユーザーが現在クリックしている対象に関連した情報が表示される領域です。このウィンドウはデフォルトでは隠されており、ユーザーの編集できる要素が選択された時にのみ表示されます。プロパティーやノードオプション、グラフ設定の表示や修正を行う場合には Graph Inspector を使用してください。詳細は Graph Inspector を参照してください。