Unity Render Streaming
このパッケージは Unity Render Streaming 上に構築された公開 API と複数のサンプルが含まれています。 このパッケージを利用することで、ピアツーピアによるストリーミングソリューションを素早く開発することができます。
主な機能
このパッケージは主に以下の機能を提供しています。
- ビデオストリーミング
- オーディオストリーミング
- リモートコントロール
ビデオストリーミング
Unity 上でレンダリングされた映像を、複数のブラウザに対してネットワーク経由で配信できます。例えば、HDRP を利用したレンダリング映像を iPad で閲覧できます。加えて、複数のカメラの配信もサポートしています。
オーディオストリーミング
このパッケージは Unity で生成された音声をストリーミングできます。同時に複数のブラウザに対して配信することができます。
リモートコントロール
ブラウザから Unity に対してユーザ入力を送信できます。また、複数ブラウザからの送信をサポートしています。ブラウザ上の入力デバイスとしてマウス、キーボード、タッチ、そしてキーボードがサポートされています。
動作環境
このバージョンの Unity Render Streaming は、次のバージョンの Unity エディターに対応しています。
- Unity 2020.3
- Unity 2021.3
- Unity 2022.3
- Unity 2023.1
プラットフォーム
- Windows (x64 のみ)
- Linux
- macOS (Intel、Apple Slicon)
- iOS
- Android (ARM64 のみ。ARMv7 は未サポート)
注記
このパッケージは WebRTC パッケージ に依存しています。モバイルプラットフォーム (iOS/Android) 向けにビルドする際には、ビルド要件に関して パッケージのドキュメント を参照してください。
ブラウザサポート
Unity Render Streaming は WebRTC が利用可能なブラウザをサポートしています。
ブラウザ | Windows | macOS | iOS | Android |
---|---|---|---|---|
Google Chrome | ✅ | ✅ | ✅ | |
Safari | ✅ | ✅ | ||
Firefox | ✅ | |||
Microsoft edge (Chromium based) | ✅ |
注記
WebRTC のサポート状況によっては、いくつかのブラウザでは正常に動作しない場合があります。
注記
Safari 及び iOS Safari は、 http では WebRTC の機能を利用できません。 https で利用する必要があります。
サンプル
サンプル を確認してください。