Terrain Lit シェーダー
URP は Unity テレイン用の Terrain Lit シェーダーを使用します。このシェーダーは Lit シェーダー のシンプルなバージョンです。テレインでは、最大 8 つの テレインレイヤー を含む、Terrain Lit シェーダーを使ったマテリアルを使用できます。
Terrain Lit シェーダーを使ったマテリアルの作成方法
テレインゲームオブジェクトと互換性のあるマテリアルを作成するには:
- 新しいマテリアルを作成します (Assets > Create > Material)。
- 新しいマテリアルを選択します。
- Inspector で、Shader ドロップダウンをクリックして、Universal Render Pipeline > Terrain > Lit の順に選択します。
Terrain Lit シェーダーを使ったマテリアルをテレインゲームオブジェクトに割り当てる方法
Terrain Lit シェーダーを使ったマテリアルをテレインゲームオブジェクトに割り当てるには:
- テレインゲームオブジェクトを選択します。
- Inspector で、テレインの Inspector のツールバーの右側にある歯車アイコンをクリックして Terrain Settings セクションを開きます。
- Material プロパティで、Terrain Lit Material を選択します。オブジェクトピッカー (円形のアイコン) を使用するか、マテリアルをプロパティにドラッグアンドドロップします。
Paint Holes ツールの使用
テレインで Paint Holes ツールを使用するときは、プロジェクトの URP アセットで Terrain Holes チェックボックスがオンになっていることを確認します。オンになっていない場合は、アプリケーションをビルドするときにテレインの穴を利用できません。
Terrain Lit シェーダーを使ったマテリアルのプロパティ
プロパティ | 説明 |
---|---|
Enable Height-based Blend | 有効にすると、URP は Mask Map テクスチャの青チャンネルから高さの値を取得します。無効にすると、スプラットマップテクスチャでペイントされたウェイトに基づいてテレインレイヤーをブレンドします。テレインに 5 つ以上のテレインレイヤーが含まれている場合は、このオプションを無視します。このオプションが無効になっていて、Terrain Lit シェーダーを使ったマテリアルがテレインに割り当てられている場合は、そのテレインに追加された各テレインレイヤーに対して、追加オプションの Opacity as Density Blend が URP によって Paint Texture ツールの Inspector に追加されます。 |
- Height Transition | テレインレイヤー間の遷移がスムースな領域のワールド単位のサイズを選択します。 |
Enable Per-pixel Normal | 有効にすると、URP は法線マップテクスチャをピクセル単位でサンプリングして、遠方のテレインのパーツについてより多くのジオメトリの詳細を維持します。Unity では、ランタイムにハイトマップから (メッシュジオメトリではなく) ジオメトリの法線マップを生成します。これは、メッシュの解像度が低い場合でも高解像度のメッシュ法線を生成できることを意味します。このオプションは、テレインで Draw Instanced を有効にした場合にのみ機能します。 |