既知の問題
このページでは、URP の使用時に発生する可能性のある既知の問題について説明します。
URP Package Samples をインポートする際に Quality > Render Pipeline Asset に必要な URP アセットが設定されない
URP Package Samples をインポートする際に Quality > Render Pipeline Asset で必要な URP アセットが設定されず、一部のサンプルレンダリングエフェクトが正しく機能しません。
この問題を修正するには:
Project Settings > Quality > Render Pipeline Asset で、SamplesPipelineAsset
を選択します。
URP レンダラーアセットの名前を Renderer Feature と同じ名前に変更すると、異常な動作が発生する
URP レンダラーアセットに Renderer Feature が割り当てられている場合、レンダラーアセットの名前を Renderer Feature と同じ名前に変更すると、URP レンダラーと Renderer Feature が入れ替わるという異常な動作が発生します。
以下のシナリオで、このエラーが発生する仕組みを示します。
- プロジェクトの URP レンダラーの名前が
UniversalRenderer
であるとします。 このレンダラーには
NewRenderObjects
という Renderer Feature が割り当てられています。名前を
UniversalRenderer
からNewRenderObjects
に変更すると、異常な動作が発生します。
レンダラーが Renderer Feature と入れ替わり、正しく動作しなくなります。
この問題を回避するには、URP レンダラーアセットに Renderer Feature アセットと同じ名前を付けないようにします。
この問題に関する最新情報を確認するには、Unity 課題トラッカー を参照してください。
URP パッケージのアップグレード時に _AdditionalLights プロパティに関する警告が表示される
URP パッケージを新しいバージョンにアップグレードする際に、以下のような警告が表示される場合があります。
Property (_AdditionalLights<...>) exceeds previous array size (256 vs 16).Cap to previous size.
この警告はプロジェクトに問題を起こすものではなく、エディターを再起動すれば警告は消えます。