レイトレーシングによるアンビエントオクルージョン

Ray-Traced Ambient Occlusion (レイトレーシングによるアンビエントオクルージョン) は、HD レンダーパイプライン (High Definition Render Pipeline、HDRP) のレイトレーシング機能です。オフスクリーンデータを使える、より正確なレイトレースによるソリューションを兼ね備えた、HDRP のスクリーンスペースアンビエントオクルージョンの代用となるものです。

Screen Space Ambient Occlusion

Ray-traced Ambient Occlusion

HDRP のレイトレーシングに関する情報、および HDRP プロジェクトがレイトレーシングをサポートするように設定する方法については、レイトレーシングの使用を始めるを参照してください。

レイトレーシングによるアンビエントオクルージョンの使用

この機能はアンビエントオクルージョン Volume Override の代替えとなるため、初期設定は非常に似ています。レイトレーシングによるアンビエントオクルージョンを設定するためには、まず最初にアンビエントオクルージョンの有効化とアンビエントオクルージョンの使用の手順に従います。Ambient Occlusion オーバーライドを設定したら、レイトレーシングを使うようにします。

Cameras の Frame Settings にて Ray Tracing を有効にします。
アンビエントオクルージョンオーバーライドを選択し、Inspector で Ray Tracing を有効にします。Ray Tracing オプションが見つからない場合は、HDRP プロジェクトがレイトレーシングをサポートしているかを確認してください。HDRP におけるレイトレーシング設定に関する情報は、レイトレーシングの使用を始めるを参照してください。

プロパティー

HDRP は Ambient Occlusion オーバーライドの上に、レイトレーシングによるアンビエントオクルージョンを実装します。このエフェクトを制御するプロパティーに関する情報は、レイトレーシングに関するプロパティーを参照してください。