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    White Balance

    White Balance (ホワイトバランス) コンポーネントは、現実世界で白く見えるアイテムが最終画像で白くレンダリングするよう、非現実的な色の投影を除去するホワイトバランスエフェクトを適用します。またホワイトバランスを使って、最終レンダリングで全体的により冷たい、または暖かい雰囲気を作ることができます。

    White Balance の使用

    White Balance は Volume フレームワークを使うため、White Balance プロパティーを有効化し変更するには、シーン内で White Balance オーバーライドを Volume に追加しなければなりません。Volume に White Balance を追加する手順は以下の通りです。

    1. シーンまたは Hierarchy ビューで、Volume コンポーネントを含むゲームオブジェクトを選択し、Inspector で表示します。 
    2. Inspector にて Add Override > Post-processing へ移動し、White Balance をクリックします。これで HDRP は Volume が影響を与えるすべてのカメラに対して White Balance を適用します。

    API

    ランタイム中このオーバーライドにアクセスし制御するためには、Volume スクリプティング API を使用します。Volume システムの仕組みにより、プロパティーは標準 Unity コンポーネントとは異なる方法で編集されます。また、各プロパティーに overrideState があるなど、他にも注意する点があります。これは Volume システムが、設定したプロパティー値と Volume Profile に保存されているデフォルト値のうち、どちらを使うかを指示します。API を正しい利用法についての詳細は、 Volume スクリプティング API を参照してください。

    プロパティー

    プロパティー 説明
    Temperature スライダーを使って、ホワイトバランスをカスタム色温度に設定します。値が高いほどより暖かい色温度になり、値が低いほどより冷たい色温度になります。色温度に関する詳細は、Wikipedia: Color balance を参照してください。
    Tint スライダーを使って、緑またはマゼンタの色合いを補完します。
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