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    Color Adjustments

    Color Adjustments (カラー調節) を使って、全体的なトーン、明度、よびレンダリングされた最終画像のコントラストを調整します。

    Color Adjustments の使用

    Color Adjustments は Volume フレームワークを使うため、Color Adjustments プロパティーを有効化し変更するには、シーン内で Color Adjustments オーバーライドを Volume に追加しなければなりません。Volume に Color Adjustments を追加する手順は以下の通りです。

    1. シーンまたは Hierarchy ビューで、Volume コンポーネントを含むゲームオブジェクトを選択し、Inspector で表示します。 
    2. Inspector で Add Override > Post-processing へ移動し、Color Adjustments をクリックします。これで HDRP は Volume が影響を与えるすべてのカメラに対して Color Adjustments を適用します。

    API

    ランタイム中このオーバーライドにアクセスし制御するためには、Volume スクリプティング API を使用します。Volume システムの仕組みにより、プロパティーは標準 Unity コンポーネントとは異なる方法で編集されます。また、各プロパティーに overrideState があるなど、他にも注意する点があります。これは Volume システムが、設定したプロパティー値と Volume Profile に保存されているデフォルト値のうち、どちらを使うかを指示します。API を正しい利用法についての詳細は、 Volume スクリプティング API を参照してください。

    プロパティー

    プロパティー 説明
    Post Exposure シーンの全体的な露出を EV (EV100 ではありません) で調節します。HDRP は HDR エフェクトの後とトーンマッピングの前にこれを適用し、つまり一連の以前のエフェクトには影響を与えません。
    Contrast スライダーを使って、トーン値の全体的な範囲を拡大または縮小します。より大きなプラス値はトーン範囲を拡大し、小さなマイナス値はトーン範囲を縮小します。
    Color Filter カラーピッカーを使って、Color Adjustment エフェクトが結果のレンダリングおよび色付けを乗算するために使う色を選択します。
    Hue Shift スライダーを使ってすべての色の色相をシフトします。
    Saturation スライダーを使ってすべての色の強度を大きくします。
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