ゲームのビルド
エディターから APK をビルドします (File > Build Settings > Android > Build)。Android 向けのビルドの詳細は、Android 向けのアプリケーションのビルド を参照してください。
ノート: UDP で使用するには、APK に versionName が含まれている必要があります。Unity エディターの File > Build Settings > Player Settings > Player > Other Settings > Version でビルドのバージョンを入力します。
ノート: Unity IAP パッケージを使用する場合は、UDP をビルドターゲットとして設定します。Unity エディターで、Window > Unity IAP > Android > Target Unity Distribution Portal (UDP) を選択してください。
以下の場合、コンソールで “Packing Failed: No UDP SDK detected” (パックが失敗しました: UDP SDK が検出されませんでした) というエラーが発生する可能性があります。
- Unity IAP を使用しているのに、ビルドターゲットとして UDP を設定していません。
- APK のビルド中に Minify (縮小) オプションを使用する場合。これが原因で、UDP は、必要なファイル/ディレクトリを見つけることができない場合があります。
この場合、UDP 関連のパッケージをカスタマイズされた proguard ファイルに保存し (または Minify オプションを無効にして)、ゲームを再ビルドします。
UDP パッケージを使用して Unity エディターに IAP プロダクトを完全に実装している場合は、ゲームのテスト に進むことができます。
UDP コンソールで IAP プロダクトを完成させる 必要がある場合は、ゲームをテストする前に、すべての IAP プロダクトが In-App Purchases セクションにリストされていることを確認してください。この時点で通貨を変換してローカライズされた言語の説明を加えることもできますが、これらはテストに必須ではありません。
ゲームのテスト
UDP パッケージには、サンドボックス環境が含まれています。これは、ゲームを実際のストアに送信する前に、UDP (および IAP) の実装が正しいことを確認できる仮想ストアとして機能します。
ゲームを公開する前にサンドボックス環境でゲームをテストして、以下を確認してください。
- 正しく初期化される (すべてのゲームで)
Initialize()
メソッドが呼び出される (すべてのゲームで)
- IAP の購入が正しく機能する (IAP ゲームの場合のみ)
Purchase()
メソッドが呼び出される
UDP は、サンドボックステストが成功したかどうかを確認します。テストに成功したゲームのみをリリースできます。
サンドボックスでゲームをテストする手順は、以下の通りです。
- UDP Setting ウィンドウで、UDP Sandbox Test Accounts セクションに移動し、サンドボックス環境のログイン認証情報を作成します。
UDP コンソールですでに認証情報がある場合は、それらを使用できます。 - Android デバイスやエミュレーターでゲームを実行します。
ゲームの起動時には、Initialize メソッドを呼び出す必要があります。このメソッドは、サンドボックス環境でログイン画面を自動的に表示します。ゲームの起動時に Initialize を呼び出さなかった場合は、必要な手順を行い Initialize を呼び出します。- サンドボックステストアカウントのログイン認証情報を入力します。
ゲームの初期化を確認するために必要な作業はこれだけです。 - IAP ゲームの場合は、IAP をテストするため購入します。
サンドボックス環境では、実際のトランザクションは行われません。
- サンドボックステストアカウントのログイン認証情報を入力します。
テストが正常に完了すると、UDP コンソールの Game Info > Sandbox Testing セクションに Tested (テスト済み) のステータスが表示されます。
Purchase (購入) ボタンが応答しない場合、またはサンドボックス環境で購入を完了できない場合は、IAP または UDP の実装を確認して修正してください。 テストが成功したら、提出できます。
ノート: サンドボックステスト環境に加える認証情報は、UDP を実装したときに Unity プロジェクトから作成したジェネリックな UDP ビルドでのみ機能します。 ゲームが特定のストア用に再パックされると、サンドボックス環境を指さなくなります。
サンドボックスモードは、サーバー側の検証もサポートします。