Visualizer リファレンスガイド
Visualizer (ビジュアライザー) を使用すると、環境を検出しながらスキャン中のデータをプレビューできます。以下のコンポーネントを使用して、こうしたデータを可視化できます。
Plane Visualizer (MARSPlaneVisualizer)

環境のスキャン中に、MARS によって収集されたスキャン済みデータをプレビューするための平面を作成します。
| ターゲットとの関係 | 説明 |
|---|---|
| Plane Prefab | 平面の作成時にインスタンス化するプレハブです。 |
| Use Plane Geometry | オンにすると、スキャンした環境のジオメトリに合わせて平面が生成されます。オフにすると、正方形の平面が生成されます。 |
| Make Edge | オンにすると、生成された平面のアウトラインが表示されます。 |
| Edge Width | スキャン対象ポリゴンの辺の太さを定義します。 |
| Edge Repeat Distance | 辺のテクスチャ UV の繰り返しの距離を指定します。 |
Point Cloud Visualizer (MARSPointCloudVisualizer)

スキャンしたデータを点群で可視化し、各点の信頼度をグラデーション内の色で表示します。
| ターゲットとの関係 | 説明 |
|---|---|
| Low Confidence Color | 信頼度の低い点を表す色をグラデーションで定義します。 |
| High Confidence Color | 信頼度の高い点を表す色をグラデーションで定義します。 |
Face Landmark Visualizer (MRFaceLandmarkVisualizer)

フェイスマスク上のランドマークを可視化します。
| ターゲットとの関係 | 説明 |
|---|---|
| Scale | 表示するランドマークのスケールです (センチメートル単位)。 |
Light Estimation Visualizer (MARSLightEstimationVisualizer)

環境から収集したライトの向きに従って、3D コンテンツに陰影をつけます。Light Estimation Visualizer MARS は IUsesLightEstimation であり、シーン内のライトに追加されるとこの色を使用して MARS のライト値を制御します。これにより、AR コンテンツを照らすことができます。デバイスの機能に応じて、ライトにはディレクショナルまたはアンビエントを指定できます。
Mesh Visualizer (MARSMeshVisualizer)

環境のスキャン中にメッシュを作成します。メッシュプロバイダーからメッシュの分類も提供されている場合、メッシュのクラスごとに異なるプレハブを使用できます。それ以外の場合は、すべてのメッシュでデフォルトのプレハブが使用されます。オクルージョンマテリアルを使用することで、メッシュ自体は表示せずに、メッシュにより他のコンテンツを遮蔽できます。