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    Action リファレンスガイド

    Action (アクション) は、プロキシの条件がすべて満たされたときに実行される動作です。

    Face Landmarks Action (FaceLandmarksAction)

    アクション

    後工程でのコンテンツのアンカー設定用に、顔のランドマークを子ゲームオブジェクトとしてプロキシに追加します。詳細については、顔のランドマークに関するセクション を参照してください。

    ターゲットとの関係 説明
    Create all face landmarks 目、鼻、耳など、トラッキング可能な顔のパーツすべてに対して子ランドマークを作成します。作成したランドマークの子となるコンテンツは、対応する顔のパーツにアタッチされます。
    Add Landmark 顔のランドマークを選択してプロキシに追加します。

    Plane Landmarks Action (PlaneLandmarksAction)

    アクション

    コンテンツのアンカー設定用に、平面のランドマークを子ゲームオブジェクトとしてプロキシに追加します。詳細については、平面のランドマークに関するセクション を参照してください。

    ターゲットとの関係 説明
    Show Debug Visuals 有効にすると、ゲームオブジェクトの選択時に、ランドマークによってシーンにデバッグ用のギズモが描画されます。
    Debug Color このランドマークのデバッグ用ギズモの描画に使用する色です。
    Add Landmark... ランドマークを子ゲームオブジェクトとしてプロキシに追加します。オプション: Centroid: ランドマークは、平面の各頂点から計算した中心に設定されます。Bounding Rect: ランドマークは、平面を内包する最小の矩形になります。これは、PlaneLandmarkAction 自体と同様のポリゴンランドマークであり、境界となる矩形の頂点から子ランドマークを作成できます。Provided Center: ランドマークの位置は、データプロバイダーによって平面に関連付けられた中心点に設定されます。Closest (Point、Edge、Pose): ランドマークは、別のトランスフォームに最も近い Point (点)、Edge (辺)、または Pose (ポーズ) になります。Pose ランドマークはターゲットの方に向けられますが、常に平面のサーフェスと揃えられます。

    Build Surface Action (BuildSurfaceAction)

    アクション

    トラッキング対象の平面の上にサーフェスを作成します。このコンポーネントを機能させるには、MeshFilter または MeshCollider コンポーネントが必要です。

    検出された平面ごとにコライダーを作成する場合は、プロキシレプリケーターを使用し、子プロキシオブジェクトに平面条件と Build Surface アクションを追加して (最初に Set Pose を削除する必要があります)、メッシュコライダーを追加します。これにより、検出されたサーフェスごとに、コライダーを追加済みのプロキシがインスタンス化されます。

    ターゲットとの関係 説明
    Local Plane Offset 作成した平面をローカル空間でオフセットします。Y 軸のオフセットは、深さの順序を明確にするために使用します。
    Reset On Loss 有効にすると、プロキシのデータが失われた場合に、オブジェクトのポーズとスケールがリセットされます。

    Body Expression Action (BodyExpressionAction)

    アクション

    人物のボディポーズを、保存されている BodyPoseData のポーズと照合します。これを使用すると、人物が座っているかや手を上げているか、または人間に可能なボディポーズを取っているかどうかをトラッキングできます。詳細については、ボディポーズの照合 のセクションを参照してください。

    ターゲットとの関係 説明
    Create Body Pose クリックすると、Inspector でボディポーズ作成用のアバターエディターが開きます。詳細については、ボディポーズの照合 のセクションを参照してください。
    Angle Tolerance 現在のトラッキング対象の人物と比較対象のポーズとのボーン角度の許容上限を指定します。0 を指定した場合、ポーズは完全に一致する必要があります。適切な照合値は 30 度から 60 度の範囲です。
    Scale To Match Height 人物の実際の身長に合わせてボディをスケールします。
    Trigger Events ボディポーズ (BodyPoseData) と、ポーズの一致時にトリガーするイベントのペアを配列で指定します。

    Face Action (FaceAction)

    アクション

    トラッキング対象の AR (拡張現実) フェイスメッシュを配置し、アニメーション化します。

    ターゲットとの関係 説明
    Face Anchor Override 顔をアクションによってアニメーション化しつつ、他の場所ではロックする場合 (AR の像に顔を配置する場合など) は、ここでトランスフォームを設定します。
    Face Mesh これは顔の遮蔽物として機能します。アクティブなフェイストラッキングシステムのアニメーション化されたフェイスメッシュが利用可能な場合は、そのフェイスメッシュによって設定/置き換えられます。

    Face Expression Action (FaceExpressionAction)

    アクション

    特定の顔の動きが発生したときのイベントを作成できます。

    ターゲットとの関係 説明
    Add Event 指定した顔の動きが発生したときにトリガーされるイベントのリストを新しく作成します。
    使用可能なフェイスイベント
    Left Eye Open (左目を開く) Left Eye Close (左目を閉じる)
    Right Eye Open (右目を開く) Right Eye Close (右目を閉じる)
    Left Eyebrow Raise (左眉を上げる) Left Eyebrow Lower (左眉を下げる)
    Right Eyebrow Raise (右眉を上げる) Right Eyebrow Lower (右眉を下げる)
    Both Eyebrows Raise (両眉を上げる) Both Eyebrows Lower (両眉を下げる)
    Left Lip Corner Raise (唇の左端を上げる) Left Lip Corner Lower (唇の左端を下げる)
    Right Lip Corner Raise (唇の右端を上げる) Right Lip Corner Lower (唇の右端を下げる)
    Smile Engaged (笑みを浮かべる) Smile Disengaged (笑みを消す)
    Mouth Close (口を閉じる) Mouth Open (口を開く)

    Match Body Pose Action (MatchBodyPoseAction)

    アクション

    このコンポーネントを使用すると、Mecanim ヒューマノイドアバターをトラッキング対象の人物の動きに合わせられます。アセットをボディランドマーク (帽子、時計、ネクタイなど) にアタッチすることで、人物のトラッキング時にそれらのアセットを拡張して配置できます。

    ボディトラッキングの仕組みの詳細については、MARS ドキュメントの ボディトラッキングのセクション を参照してください。

    ターゲットとの関係 説明
    Body Rig Transparent Default: このプロキシの子としてデフォルトのボディリグを作成します。このボディリグは、ボディにランドマークを作成するときに役立ちます。Custom Avatar: トラッキング対象のボディに合わせるヒューマノイドアバターを選択できます。
    Animator トラッキング対象の人物にボディポーズを合わせるヒューマノイドのアニメーターを指定します。
    Edit Bindings Animator フィールドで指定した、現在割り当てられているアバターのポーズを編集できます。
    Scale To Match Height 人物の実際の身長に合わせてヒューマノイドアバターをスケールします。
    Reset On Tracking Loss 有効にすると、オブジェクトのデータが失われた場合に、そのオブジェクトのポーズとスケールがリセットされます。

    Match Action (MatchAction)

    アクション

    このコンポーネントを使用すると、このプロキシの条件が満たされたときに独自のメソッドをトリガーできます。

    ターゲットとの関係 説明
    On Match Acquire プロキシの条件が満たされたときに呼び出すイベントです。
    On Match Update プロキシの条件が満たされている間、フレームごとに呼び出すイベントです。
    On Match Loss プロキシの 1 つ以上の条件が満たされなくなり、プロキシの一致が失われたときに呼び出すイベントです。
    On Match Timeout クエリの一致が時間内に見つからなかったときに呼び出すイベントです。

    Set Aligned Pose Action (SetAlignedPoseAction)

    アクション

    ゲームオブジェクトの位置を現実世界のオブジェクトと同期し、長辺を X 軸に合わせます。

    ターゲットとの関係 説明
    Follow Match Updates 有効にすると、サーフェスのサイズ変更など、照合対象データの動きに追従します。
    Reset On Loss 有効にすると、オブジェクトのデータが失われた場合に、そのオブジェクトのポーズとスケールがリセットされます。

    Set Pose Action (SetPoseAction)

    アクション

    このゲームオブジェクトの位置を、検出した現実世界のオブジェクトの位置に設定します。

    ターゲットとの関係 説明
    Follow Match Updates 有効にすると、サーフェスのサイズ変更など、照合対象データの動きに追従します。
    Align With World Up ワールドの上方向に合わせる軸を指定します。None (デフォルト) に設定すると、データのポーズの回転がそのまま使用されます。Y に設定すると、常にローカルの Y 軸がワールドの上方向に合わせられます。Z に設定すると、常にローカルの Z 軸がワールドの上方向に合わせられます。
    Reset On Loss 有効にすると、オブジェクトのデータが失われた場合に、そのオブジェクトのポーズとスケールがリセットされます。

    Show Objects On Tracking Action (ShowChildrenOnTrackingAction)

    アクション

    現実世界の親オブジェクトがトラッキング対象である場合、子をアクティブにします。それ以外の場合は子を無効にします。

    Show Objects In Bounds Action (ShowChildrenInBoundsAction)

    アクション

    現実世界のオブジェクトの境界より外側にあるすべての子を無効にします。

    Stretch To Extents Action (StretchToExtentsAction)

    アクション

    現実世界の親オブジェクトの境界に合わせて子をスケールします。

    ターゲットとの関係 説明
    Planar Stretch AR オブジェクトの範囲に合わせたコンテンツのスケール方法を指定します。
    Vertical Stretch AR オブジェクトの範囲に合わせたコンテンツの垂直方向のスケール方法を指定します。
    Base Scale 境界からの効果を縮小するために使用するプロキシのデフォルトサイズを指定します。
    Reset On Loss 有効にすると、オブジェクトのデータが失われた場合に、そのオブジェクトのポーズとスケールがリセットされます。
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