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    ロケール

    Locale (ロケール) は言語と地域を表すものです。これには、通貨やカレンダー、ユーザーが追加するカスタムデータなどの追加的な情報も含まれる場合があります。

    ロケールは .Net CultureInfo クラスをラップします。ただし、CultureInfo クラスがサポートしていないカスタムロケールも定義することができます。

    ロケールの Inspector のビュー

    プロパティ 説明
    Locale Name ロケールの名前です。この値を設定することで、言語選択メニュー内などで、ユーザー向けにロケール名をどのように表示するかをカスタマイズできます。
    Locale Code [language]-[region] という形式のカルチャ名です。この名前は、ISO 639 の (2 つの小文字から成る) 言語に関連付けられたカルチャコードと、ISO 3166 の (2 つの大文字から成る) 国または地域に関連付けられたサブカルチャコードを組み合わせたものです。例えば、Language English は 'en'、Regional English(UK) は 'en-GB'、Regional English(US) は 'en-US' です。非標準の識別子を表す場合は任意の文字列の値が使用可能です。
    Culture Info このフィールドには、Locale Code に一致する Culture Info が表示されます。
    Use Custom Formatter Smart Strings を使用して地域毎の書式設定を適用すると、Culture Info が使用されます。これは、時刻、日付、通貨、数字などの書式設定を制御します。Custom Formatter フィールドを有効にすると、異なるフォーマッターを使用してロケールを変更できるようになります。
    Custom Formatter Code 地域毎の値の書式設定に使用できる、[language]-[region] という形式のカスタムコードです。
    Sort Order Sort Order を使用して、リスト内で並べ替えされたロケールの並び順をオーバーライドできます。このリストの並び順は、言語選択メニュー内のロケールの表示に使用できます。両方のロケールが同じ SortOrder を持っている場合、それらは Locale Name に基づいて並べられます。デフォルトでは、ロケールは Sort Order が最小のものから昇順で並べられます。
    Metadata これはロケールに追加的な メタデータ を添付するために使用します。このロケールはランタイムでスクリプトで使用できます。

    フォールバック

    Localization システムは、特定のロケール用のローカライズされたアセットや文字列を見付けられない場合、別のロケールにフォールバックし、そのロケール用のローカライズされた値を使用することができます。 例えば、あるゲームの地域言語 French (Canadian) は "ゲームテキストのサブセットのみを実装し、それ以外の部分では French (France) にフォールバックする" ようにすることも可能です。また例えば、ゲームの一部しか翻訳されておらず、何も表示しないよりはゲームのデフォルト言語を表示したほうが良い場合などには、全く異なるロケールにフォールバックすることもできます。

    ロケールのフォールバックを設定するには、Fallback Locale メタデータをロケールに追加してください。

    English にフォールバックするように設定された French ロケール Example of a French Locale configured to fallback to English

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