Preferences: Video Server

Live Capture の Preferences にアクセスするには、Unity エディターのメインメニューから Edit > Preferences の順に選択し、Preferences ウィンドウで Live Capture を選択します。

Live Capture > Virtual Camera > Video Server セクションでは、Live Capture のビデオストリーミングのプロパティを設定できます。

プロパティ	機能
Encoder	ビデオストリーミングでの使用が推奨されるビデオエンコーダー。サポート対象のエンコーダーの一覧を参照してください。選択したエンコーダーを利用できない場合は、その理由を説明するメッセージが表示され、代わりにプラットフォームのデフォルトのエンコーダーが使用されます。
Resolution Scale	ソースカメラの解像度を基準としたビデオストリームの解像度。解像度を低くすると遅延が低減し、ネットワークのパフォーマンスが向上します。
Frame Rate	ビデオストリームのフレームレート。理想的には、遅延を最小限に抑えるために、ビデオストリームの再生に使用するデバイスのリフレッシュレートと一致させる必要があります。
Quality	ビデオストリームのビットレート。品質を低くすると、ネットワーク効率が向上する場合があります。
Prioritize Latency	パフォーマンスを犠牲にして遅延を最小限に抑えるには、このオプションを有効にします。フレームレートの問題が発生している場合は、これを無効にしてください。

エンコーダー	サポート対象のプラットフォーム	Description
Windows Media Foundation H.264	Windows	Windows のデフォルトのビデオエンコーダー。
NVENC H.264	Windows	NVIDIA グラフィックスカードが提供するビデオエンコーダー。このエンコーダーオプションは通常、デフォルトのエンコーダーよりも優れたパフォーマンスを実現します。
Video Toolbox H.264	macOS	Mac OS のデフォルトのビデオエンコーダー。

ビデオーサーバーは RTSP プロトコルを使用してビデオストリームを転送しています。そのため、あらゆる RTSP クライアントをビデオストリーミングサーバーに接続できます。