Take Recorder コンポーネント
Take Recorder コンポーネントは、Live Capture テイクの録画、管理、再生を行うためのものです。
Take Recorder コンポーネントを使用するためには、Live Capture > Take Recorder から、シーン階層内に専用の Take Recorder ゲームオブジェクトを作成する必要があります。
録画と再生
Live Capture テイクの録画と再生を行うためのすべてのコントロールとプロパティ。
コントロール/プロパティ | 説明 |
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Live | Take Recorder を Live モードに設定します。これにより、接続されたアプリケーションでテイクをキャプチャおよび記録できます。 |
Playback | Take Recorder を Playback モードに設定します。これにより、Unity エディターおよび接続されたアプリケーションでテイクを再生できます。 |
Start/Stop Recording | 現在接続されているアプリケーションに即してテイクの録画を開始、停止できます。 このボタンは、Take Recorder を Live モードに設定している場合のみ利用できます。 ノート: 接続されたアプリケーションで録画を開始、停止すると、それに応じて、Unity エディターでもこのボタンのステータスが更新されます。 |
Start/Stop Preview | 現在接続されているアプリケーションに即してテイクの再生を開始、停止できます。 このボタンは、Take Recorder を Playback モードに設定している場合のみ利用できます。 ノート: 接続されたアプリケーションで再生を開始、停止すると、それに応じて、Unity エディターでもこのボタンのステータスが更新されます。 |
スレート/テイクのプロパティ
テイクの録画時に使用するスレート情報とテイクのプロパティ。
プロパティ | 説明 |
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Frame Rate | 録画に使用するフレームレート。 |
Scene Number | ショットを記録するシーンの番号。 |
Shot Name | ショットの名前。 |
Take Number | ショットのテイクのインデックス。 |
Description | ショットの説明。 |
テイクのメタデータ
記録される各テイクは、ショットの整理に役立つテイクのメタデータとして、指定された情報を保持します。
テイク名
Take Recorder では、[Scene Number] Shot Name [Take Number]
という形式で、記録されたテイクに名前が付けられます。番号は 3 桁の数字となり、例えば [001] My Shot [006]
といった名前になります。
テイク管理
プロパティ | 説明 |
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Directory | Take Recorder で、記録されたテイクが保存される場所のパス。 パスを変更するには、フィールドに入力するか、右側のフォルダーのボタンを使用します。 |
Takes | ディレクトリ内で現在利用できる記録済みテイクのリスト。 |
Iteration Base | 録画セッションで再生、反復処理するテイク。 • このプロパティを設定するには、テイクのリストの中から、反復処理するテイクを選択し、その右側にある赤いボタンをクリックします。 • 既存のテイクを反復処理せずに新しいテイクを記録したいときに、このプロパティを削除するためには、フィールドの右側にある Clear ボタンを使用します。 |
Take | Takes リストで現在選択されているテイク。 |
Bindings | 選択されたテイクで参照されているゲームオブジェクトのリスト。 |
Capture Devices
テイクの録画セッションで使用できる Live Capture デバイスのリスト。
+ (プラス記号) ボタンを使用して、キャプチャデバイスをリストに追加できます。 ノート: 追加したデバイスは設定を行い、接続されたクライアントデバイスとシーン内のアクターにバインドする必要があります。
リスト内のデバイスを有効または無効にすることで、録画セッションに関与させるかどうかを設定します。