インストールガイド
このガイドでは、Unity プロジェクトで Input System パッケージをインストールし、アクティベートする方法を説明します。
ノート: Input System には、Unity 2019.4 以降と .NET 4 ランタイムが必要です。以前の .NET 3.5 ランタイムを使用するプロジェクトでは機能しません。
パッケージのインストール
Input System をインストールするには、Unity の Package Manager を開きます (メニュー: Window > Package Manager)。リストから Input System パッケージを選択し、Install をクリックします。
新しい入力バックエンドの有効化
デフォルトでは、Unity の従来の Input Manager (UnityEngine.Input
) がアクティブになり、新しい Input System のサポートは非アクティブになっています。このため、既存の Unity プロジェクトはそのままで動作します。
Input System パッケージのインストール時には、Unity から、新しいバックエンドを有効にするかどうかを確認するメッセージが表示されます。Yes をクリックすると、新しいバックエンドが有効に、以前のバックエンドが無効になり、エディターが再起動されます。
これに対応する設定は、プレイヤー設定 (メニュー: Edit > Project Settings > Player) の Active Input Handling にあります。この設定はいつでも変更できます。変更すると、エディターが再起動されます。
ノート: 以前のシステム と 新しいシステムの 両方 を同時に有効にすることができます。そのためには、Active Input Handling を Both に設定します。
新しい入力バックエンドが有効になっている場合は、C# の #define
として ENABLE_INPUT_SYSTEM=1
がビルドに加えられます。同様に、以前の入力バックエンドが有効になっている場合は、C# の #define
として ENABLE_LEGACY_INPUT_MANAGER=1
が加えられます。両方のバックエンドを同時に有効にすることができるため、両方 の定義が同時に 1 になる可能性があります。
サンプルのインストール
Input System パッケージには、多くのサンプルが付属しています。これらは、Unity の Package Manager ウィンドウ (メニュー: Window > Package Manager) から直接インストールできます。そのリストを表示するには、Package Manager ウィンドウで Input System パッケージを選択します。サンプルの横にある Import into Project をクリックすると、現在のプロジェクトにリストがコピーされます。
より包括的な Input System のデモプロジェクトについては、InputSystem_Warriors GitHub リポジトリを参照してください。