このクラスは、2つのピアの間の接続のパラメータを定義しており、タイムアウトやサイズなどのチャンネル設定が含まれています。
NetworkServer と NetworkClient クラスはこのクラスのインスタンスを使って設定できます。 なぜなら、ConnectionConfig の設定が、これらのオブジェクトに設定された NetworkConnection のトランスポート層の接続に適用されるためです。
NetworkManager には、 作成したサーバーとクライアントを設定するのに使用する ConnectionConfig オブジェクトがあります。
ネットワーキングシステムのハイレベルのコンポーネントによって使用されるデフォルトのチャンネル接続設定は、
* チャンネル 0 - 信頼できる連続したチャンネル
* チャンネル 1 - 信頼できないチャンネル
ConnectionConfig インスタンスの属性のなかには、エディターの NetworkManager の インスペクター UI を使って修正できるものがあります。
AckDelay | ペイロードを待たずに確認応答を強制的に送信してしまう前に、レシーバーが待つ時間(単位は ms) |
AllCostTimeout | AllCost のメッセージで送信する QoS が確認なしで強制的に再送するまでのタイムアウト |
ChannelCount | 現在の設定されているチャンネル数を返します。 |
Channels | チャンネルリストへのアクセスを許可します。 |
ConnectTimeout | 他の場所へ接続するリクエストを送信する前にライブラリが待機する時間(単位はミリ秒) |
DisconnectTimeout | 接続が切断されたと判断する前にライブラリが待機する時間(単位はミリ秒) |
FragmentSize | フラグメントメッセージのための最大フラグメントサイズ(バイト単位) |
IsAcksLong | true である場合、接続は 64 ビットマスクを使って信頼性のあるメッセージの受信を確認します。 |
MaxCombinedReliableMessageCount | メッセージ配列として結合する小さな信頼性のあるメッセージの最大数。小さな信頼性のあるメッセージを大量に送信する場合に便利です。 |
MaxCombinedReliableMessageSize | ライブラリが許容数が小さいと判断して、メッセージをメッセージ配列として結合しようとするときの信頼性のあるメッセージの最大サイズ |
MaxConnectionAttempt | 切断のような接続状況と判断する前に、ライブラリが試行する回数 |
MaxSentMessageQueueSize | ユーザーが Send() の呼び出し時にエラーを取得する前に、キューとして保持するメッセージの最大数を定義します。 |
MinUpdateTimeout | 接続のための最小のアップデートを送信するときのタイムアウト(単位はミリ秒)。このタイムアウトはフロー制御が必要な場合、ライブラリ側でタイムアウトの時間を伸ばすことができます。 |
NetworkDropThreshold | ライブラリが送信レートを絞り込む前にネットワークの状態をドロップするパケット量(単位は%) |
OverflowDropThreshold | ライブラリが送信レートを絞り込む前に内部のバッファの不足によってドロップするパケット量(単位は%) |
PacketSize | 最大パケットサイズ [byte 単位](ペイロードとすべてのヘッダーが含まれています)パケットには複数のメッセージを含めることができます。 |
PingTimeout | コントロールプロトコル メッセージ間のタイムアウト(単位はミリ秒) |
ReducedPingTimeout | 統計を集める前にライブラリが使用するコントロール メッセージのタイムアウト(単位はミリ秒) |
ResendTimeout | 信頼性のあるメッセージを再送する前にライブラリが待つ最小のタイムアウト(単位はミリ秒) |
UsePlatformSpecificProtocols | サーバー使用プロトコルを開始する場合に使用します。サーバー使用プロトコルは、クロスプラットフォームプロトコルより適切で、プラットフォーム特有の最適化を利用できます。(Sony コンソールのみ) |
WebSocketReceiveBufferMaxSize | web ソケットホストの 受け取りバッファサイズを決定します。これは使用する最大の適正なフレームのサイズに設定します。フレームサイズを超えてもエラーは発生しませんが、いっぱいになるとバッファがユーザーコールバックを呼び出します。0 の場合は、4k バッファが使用されます。デフォルト値は 0 です。 |
ConnectionConfig | デフォルトの接続設定、または他のものから設定をコピーします。 |
AddChannel | |
GetChannel | チャンネルに設定された QoS を返すか、ArgumentOutOfRangeException の例外を投げます。 |
Validate | 接続設定のパラメーターを検証します。パラメーターが正しくない場合は例外が投げられます。 |