Particle System (パーティクルシステム)コンポーネントはシーン内で大量の小さな 2D の画像によって生みだされ、動きを付けられる水、雲、炎などの流体をシミュレーションします。パーティクルシステムや、それらの使用への導入に関しては パーティクルシステムを参照してください。
パーティクルシステムコンポ―ネントは多くのプロパティーを有しており、利便性のためにインスペクターはそれらを折り畳み式のセクション等は、パーティクルシステムモジュールの「モジュール」へとまとめます。各モジュールはそれぞれの名前を表示しているバーをクリックすることで引き延ばしたり、畳んだりすることが可能です。バーの左側はチェックボックスになっており、そのセクションのプロパティーの機能を有効化、無効化させるのに使用することができます。例えば、もしパーティクルの大きさを時間経過によって変えたくない場合は Size over lifetime セクションのチェックを外すだけでよいのです。
モジュールバーのことはさておき、インスペクターは他にも管理権限をいくつか内包しています。Open Editor ボタンは複数のシステムを一度に編集することを可能にする、分割されたエディターウィンドウ内でのオプションを表示します。Resimulate チェックボックスは、すでにシステムによって生成されたパーティクルのプロパティーに対して直ちに変更を加えるかどうかを決定します(チェックを付けていない場合は、現存するパーティクルが消えた後に、新しいパーティクルのみプロパティーが変化します)。Wireframe ボタンはシーン内でパーティクルの表示に使われていたメッシュオブジェクトの輪郭を表示します。