(このクラスは、旧ネットワークシステムの一部であり、非推奨となりました。新システムの NetworkManager を参照してください)
ネットワークマネージャー には、ネットワークマルチプレイヤーのゲームを作成するための 2 つの重要なプロパティーが含まれています。
ネットワークマネージャーにアクセスするには、メニューバーから Edit->Project Settings->Network を選択します。
プロパティー: | 説明: |
---|---|
Debug Level | コンソールに表示されたメッセージのレベル。 |
Off | エラーのみ表示されます。 |
Informational | 重要なネットワークイベントが表示されます。 |
Full | すべてのネットワークイベントが表示されます。 |
Sendrate | ネットワーク上でデータが送信される秒ごとの回数。 |
Debug Level の調整は、ゲームのネットワーク上での動作を微調整やデバッグをするうえで非常に便利です。最初に、これを「 Full 」に設定すると、実行されるすべてのネットワーク動作を確認できます。これにより、ネットワーク通信を使用する頻度や、結果として使用する帯域幅の量を全体的に確認できます。
「 Informational 」に設定すると、大きいイベントを確認できますが、1 つ 1 つのアクティビティは確認できません。一意の「 Network ID 」を割り当て、「 RPC 」呼び出しをバッファリングすると、ここにログが残ります。
「 Off 」にすると、ネットワークからのエラーのみがコンソールに表示されます。
「 Sendrate 」間隔 (= 1 秒 / 「 Sendrate 」) で送信されるデータは、各ブロードキャストオブジェクトの ネットワークビュー プロパティーに基づいて変わります。ネットワークビューが「 Unreliable 」を使用している場合、そのデータは各間隔で送信されます。ネットワークビューが「 Reliable Delta Compressed 」を使用している場合、Unity は対象のオブジェクトを指定された間隔で変更されたかをチェックします。変更されている場合、データが送信されます。