Unity Analytics
高度なインテグレーション

Analytics のセットアップ

Unity Analytics を開始する前に、まず、ゲームを Unity Services Project ID と紐づける必要があります。Unity Services Project ID はすべての Unity Services (Ads、Multiuser、IAP など) を利用できるオンライン ID です。この ID はサービスウィンドウ内や、Unity Services ウェブサイト で作成することができます。もっとも簡単な方法は、Unity エディター内のサービスウィンドウを使う方法です。

Step 1. プロジェクトと Unity Services Project ID を紐付ける

サービスウィンドウ
サービスウィンドウ

メニューの Window > Unity Services か、 ツールバーのクラウドボタンをクリックしてサービスウィンドウを開きます。

新規 Project ID を作成するか、既存の ID を使用するかの選択肢が表示されます。

初めてプロジェクトを Unity Services に接続する場合は、新しく ID を作成する必要があります。organization は、一般的には会社名を入力します。新規サービス ID のプロジェクト名は、現在作業している Unity プロジェクトの名前から自動的に設定されます。

Unity Services の Project ID は プロジェクト名から自動的に設定されますが、後で変更することも可能です。変更するときは、サービスウィンドウの Settings 項目から行ってください。

新規の Unity Services Project ID を作成する
新規の Unity Services Project ID を作成する

すでに Unity Services Project ID を作成して設定が済んでいる場合は、既存プロジェクトのリストから Organisation と プロジェクト名を選択することができます。プロジェクトで、すでに Unity IAP、Multiplayer、Ads、Cloud Build のいずれかを使用している場合は、すでに ID が設定されている可能性があります。

すでに存在するプロジェクトを選択
すでに存在するプロジェクトを選択

Step 2. Analytics を有効にする

サービスウィンドウで「Analytics」を選択し「Off」 ボタンを押して On に替えます。まだ、必須の Age Designation 欄の記入を終えていない場合は、ここで記入します (他の Unity Service、例えば Ads ですでに済んでいる場合があります)。Age Designation で選択したものは、サービスウィンドウに表示されます。

プロジェクトの Analytics を有効にする
プロジェクトの Analytics を有効にする

Step 3. Analytics を検証するためにプロジェクトの Play ボタンを押す

Unity エディターは Analytics 統合を検証するテスト環境の役割をします。Play ボタンを押すと、エディターは Analytics サービスにデータ (「App Start」イベント) を送信します。つまり、ゲームををビルド、パブリッシュせずに、Analytics をテストすることができます。

Play を押したら Analytics Dashboard を開き、プロジェクトが検証されたかを確認します。Analytics Dashboard を開くにはサービスウィンドウで、Services -> Analytics -> Go To Dashboard の順にクリックします。

サービスウィンドウの Analytics セクションの「Go To Dashboard」ボタン
サービスウィンドウの Analytics セクションの「Go To Dashboard」ボタン

ダッシュボードが web ブラウザーで開きます。プロジェクト名の下に 3つのヘッダー、Overview、Basic Integration、Advanced Integration があります。「Basic Integration」をクリックし、すぐ下の step 3: 「Play to Validate」をクリックします。プロジェクトが正しく設定されている場合は、「appStart」イベントと日時、同様に、現在のエディタープラットフォームとバージョン番号が表に示されています。

Analytics Project Dashboard でテストデータ表を検証する
Analytics Project Dashboard でテストデータ表を検証する
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